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『はじまりのうた』『シング・ストリート』監督新作、ポール・ラッドとニック・ジョナス共演 ─ 音楽と友情描く、心温まる物語

Nick Jonas MTV International, CC BY 3.0 , via Wikimedia Commons | Paul Rudd Red Carpet Report on Mingle Media TV from Culver City, USA, CC BY-SA 2.0 , via Wikimedia Commons

マーベル映画『アントマン』シリーズで知られるポール・ラッドと、ジョナス・ブラザーズのメンバーであり『ジュマンジ』シリーズなど俳優としても活動しているニック・ジョナスが、ライオンズゲートの映画『Power Ballad(原題)』で共演する。2026年6月5日に米国公開予定だ。米Deadlineが報じている。

本作の主人公は、かつては人気を誇っていたウェディングシンガーのリック(ポール・ラッド)と、落ち目のボーイバンドのスター、ダニー(ニック・ジョナス)。リックは仕事中にダニーと出会い、音楽と深夜のジャムセッションを通して意気投合する。ところが、ダニーがリックの曲でヒットを生み出してキャリアに再び火がつくと、リックは自分が受け取るべき評価を取り戻そうとする──たとえ大切な物をすべて失う危険を冒してでも。この映画は、「音楽と自尊心、友情、そして野心の代償を描く心温まる物語」として紹介されている。ジョナスにとっては、自身の経験と重なる役どころだ。

監督は、『はじまりのうた』(2013)『シング・ストリート 未来へのうた』(2015)など多数の音楽映画を手がけているジョン・カーニーが務める。脚本はカーニーと、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)などに出演している俳優で、脚本家としても活動しているピーター・マクドナルドが手がける。

マクドナルドはキャストにも名を連ね、カーニーの監督作『ONCE ダブリンの街角で』(2006)のマルチェラ・プランケット、『ボトムス ~最底で最強?な私たち~』(2023)のハヴァナ・ローズ・リウ、『ミッドサマー』(2019)のジャック・レイナーも出演する。

プロデューサーは、カーニー、『イン・ザ・ハイツ』(2020)のアンソニー・ブレグマン、『フローラとマックス』(2023)のピーター・クロンとレベッカ・オフラナガン、ロバート・ウォルポールが務める。

ラッドは、『アントマン』シリーズのほか、『40歳の童貞男』(2005)『40歳からの家族ケーカク』(2012)など数多くのコメディ作品への出演で知られる俳優だ。親しみやすいユーモアと温かみのある演技に定評があり、近年はコメディだけでなく、ドラマ作品でも深みのある演技を見せて俳優として確固たる地位を築いている。

一方、音楽界で活躍してきたジョナスは、俳優としても『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019)『カオス・ウォーキング』(2021)などに出演して活躍しており、近年は音楽活動と俳優業を両立させている。世代の異なる二人が音楽を通じて、どんなドラマを繰り広げるのか期待が高まる。

『Power Ballad(原題)』は、2026年6月5日に米国公開予定。

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    Source:Deadine

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    Hollywood

    ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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