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『パワーレンジャー』映画版、リブート企画が始動 ─ タイムトラベルで1990年代へ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』か『タイムレンジャー』か

(c)2017 Lions Gate TM&(c) Toei & SCG P.R.

日本発「スーパー戦隊シリーズ」を原案とする人気シリーズ、『パワーレンジャー』のリブート版映画(タイトル未定)が米パラマウント・ピクチャーズによって始動したことがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

映画版『パワーレンジャー』は、2017年、当時シリーズの権利を有していた米サバン・エンターテインメント(サバン・ブランド)が製作。シリーズ本来の“子ども向け”ではなく、ティーンエイジャーの内面に焦点を当てたダークなテイストは好評を得ながらも賛否を分け、興行面では、製作費1億ドルに対して総興収1億4,200万ドルという結果に終わっていた。その後、2018年に『パワーレンジャー』の権利は米Hasbroが買収。今回の映画版は、同社の映画スタジオAllSpark Picturesが主導するものとなる。

パラマウントは、リブート版『パワーレンジャー』をシリーズの原点に立ち戻る作品にする意向。タイムトラベルの要素が組み込まれ、1990年代に飛ばされてしまった子どもたちが、なんとか現在に帰ろうとする『バック・トゥ・ザ・フューチャー』風の物語になるという。「未来戦隊タイムレンジャー」(2000)をリメイクした「パワーレンジャー・タイムフォース(原題)」をベースにした作品となるのだろうか。

監督として契約交渉に入っているのは、Netflixドラマ「このサイテーな世界の終わり」(2017-)のジョナサン・エントウィッスル。現時点では交渉の初期段階にあるという。脚本は『アントマン&ワスプ』(2018)のストーリー・コンサルタントを務め、『ピーターラビット2(邦題未定、原題:Peter Rabbit 2: The Runaway)』を執筆したパトリック・バーレイが手がける。

「このサイテーな世界の終わり」は、自分をサイコパスだと信じる少年と、人生を変えたい少女を主人公とするブラックコメディで、エントウィッスルが脚本・監督・製作を担当。現在は、同じくNetflixにて新作青春ドラマ「I Am Not Okay With This(原題)」も控えており、こちらは家族の問題や自分のセクシュアリティに葛藤する少女が、なぜかスーパーパワーを手に入れてしまう物語だ。『パワーレンジャー』には意外な人選だが、ティーンの青春とジャンル作品を融合させるセンス、手腕を評価されたものとみられる。

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Source: The Hollywood Reporter

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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