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クリス・プラット、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』スター・ロード批判に共感 ─ 「だけど嫌われる価値はあった」

クリス・プラット
Photo by Dick Thomas Johnson https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/43055853052

映画アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)において、思わぬミスが大惨事を招くことにつながってしまったキャラクターがいる。ピーター・クイル/スター・ロードだ。公開直後から、一部の観客の間では「スター・ロードがやらかしてさえいなければ」との声が聞かれていたことも事実なのである。

次回作『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開が少しずつ近づいているなか、スター・ロード役のクリス・プラットは、自らの演じた人物に対する批判をどう受け止めているのか? 英Digital Spyのインタビューにて、クリスは批判への共感を示した。

この記事には、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のネタバレが含まれています。

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー
© 2018 MARVEL

スター・ロード、最大の失敗とは

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』におけるスター・ロード最大の失敗とは、惑星タイタンにてサノスをぶん殴ってしまったことである。トニー・スターク/アイアンマンやピーター・パーカー/スパイダーマン、ドクター・ストレンジ、そしてスター・ロードやドラックス、マンティスは計画を練り、サノスからインフィニティ・ガントレットを奪うという作戦に出ていた。

すさまじい力をもつサノスを全員でなんとか抑え込み、マンティスの能力で精神を操り、ガントレットを外そうとトニーたちが苦戦する中、スター・ロードは恋人であるガモーラが命を奪われたことをサノスの口から聞かされる。スター・ロードは怒りに震え、我を忘れてサノスを殴ってしまうのだった。正気に戻ったサノスはヒーローを打ち倒していき、ついにはストレンジからタイム・ストーンを奪い取る。もう少しのところで成功していた作戦を失敗に導いたのは、スター・ロードの怒りだったのだ……。

『インフィニティ・ウォー』の公開直後から、クリスはスター・ロードに怒っているファンがいることを認識していたそう。このたび「『インフィニティ・ウォー』の公開後は嫌われてしまったところがありますが、『エンドゲーム』の公開も緊張しますか?」と尋ねられたクリスは「いえ、ぜんぜん」と答えている。

「(スター・ロードへの批判は)本当に正しいと思いますよ。僕も個人的には、スター・ロードに対してみなさんと同じ気持ちなんです。でも僕はいろいろと知ってますから…次回作が公開されたら、みなさんビックリすると思いますね。」

クリスはスター・ロードへの批判に共感しつつ、さりげなく『エンドゲーム』でのサプライズを予告している。謎に包まれたままの『エンドゲーム』では一体なにが起こるのか、塵と消えてしまったスター・ロードはどうなってしまうのか。

ところで『インフィニティ・ウォー』の公開後、クリスはスター・ロードの行動に理解を示し、英Radio Timesのインタビューではその心境を説明していた。

「彼は母親の死を目撃して、父親代わり(ヨンドゥ)が自分の腕の中で息絶えるのを見ています。また、生みの父親は自分の手で殺すしかなかった。そして(あのシーンでは)最愛の人を失ったことに苦しんでいるんです。僕は、彼の反応はとても人間らしいと思いますね。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの人間らしさは、ほかのヒーローと彼らを区別するものだと思います。だから、もしもあの場面を100回やり直せるとしても、僕はなにかを変更したりしませんよ。」

クリスと『レゴ(R)ムービー2』(2019年3月29日公開)で共演しているエリザベス・バンクスは、今回のインタビュー中、クリスに「(スター・ロードは)いつか許されるのかな?」と聞いている。するとクリスは「どうでしょうね」と話し、そしてこのように言い添えた。

「だけど許されなくても、(嫌われるだけの)価値はあったと思いますよ。だってファンのみなさんにとって、(『インフィニティ・ウォー』は)映画史上二度と味わえない体験なんですから。」

キャラクターへの深い洞察、そしてこの潔さ。クリス・プラット、あまりにもあっぱれである…!

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』MovieNEXは発売中。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html

Source: Digital Spy, Radio Times

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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