クリス・プラット、『インディ・ジョーンズ』継承の噂を否定 「全て真実ではない」

『ジュラシック・ワールド』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで知られるクリス・プラットが、ハリソン・フォードからインディ・ジョーンズ役を引き継ぐという、かつて存在した噂について言及した。
現在、『インディ・ジョーンズ』シリーズからは、第5作が製作されているところ。2016年、ハリソン・フォードの続投と共に企画が正式に始動した。しかし、その前年の2015年には、次のような報道が米Deadlineによってなされていた。米ウォルト・ディズニー・カンパニーがクリス・プラットの主演で『インディ・ジョーンズ』のリブートを企画しているというものだ。
これについて2018年、インディ続投が決まっていたフォード本人が「僕か彼かのどっちかだと思う」と発言し、プラットの関与報道を事実上否定。一方、今に至るまでプラット側が沈黙を貫いていたこともあり、結局のところ真相が分からぬまま噂はフェイドアウトしてしまった。そしてこのたび、プラット本人が米ポッドキャストとの取材で、本件について遂に言及することとなった。
「僕が知っているのは、ハリソン・フォードが“もし私が死んだらインディアナ・ジョーンズも死ぬ時だ”っていう発言をしているのを見かけたということだけです。本当に彼が言ったのかは分からないけど、それだけで十分怖かったですよ。“もしいつか僕が演じることにでもなったら、ハリソン・フォードの幽霊に呪われてしまうのか?”って。」
発言から察するに、プラットも自身を巡る上述の報道を把握していた模様。このたび改めて、噂について「全て真実ではないです」ときっぱり述べた。プラットといえば、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでディズニーとも緊密な関係を取り続けている。もし本当にリブート企画が存在したのならば、プラットも直接ディズニーから何らかの相談を受けていたはずだ。
フォードの続投で製作されている『インディ・ジョーンズ』第5作は、2023年夏に日本公開予定。スティーヴン・スピルバーグは製作として携わり、監督・脚本は『フォードvsフェラーリ』(2019)のジェームズ・マンゴールドが務める。
Source: Deadline,Happy Sad Confused Podcast