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『プレデター:バッドランド』時系列はいつなのか? ─ 「最も遠い未来」と監督

プレデター:バッドランド
©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

『プレデター』シリーズ最新作『プレデター:バッドランド』は、『エイリアン』シリーズともクロスオーバーする要素を持つ。エル・ファニングが演じるアンドロイドのティアは、『エイリアン』作中に登場する企業ウェイランド・ユタニ社製。この2大SFシリーズは過去にも『エイリアンvsプレデター』などで交差し、互いに世界観を共有している。

ところで『プレデター:バッドランド』は、劇中で時系列が明確に説明されることがない。これは、直近で登場していたドラマ「エイリアン:アース」が、『エイリアン』(1979)の2年前が舞台であると公表されていることとは対照的だ。

実のところ、『バッドランド』の時系列は公開後の今になっても明言されていない。ただしダン・トラクテンバーグは米Varietyにて、「『プレデター』と『エイリアン』の両方において最も遠い未来を描いている」と緩やかな情報だけ語っている。

プレデター:バッドランド
©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

『エイリアン』からは、2024年に映画『エイリアン:ロムルス』が登場し、さらに初のドラマ「エイリアン:アース」が続いた。『バッドランド』にもウェイランド・ユタニ社が登場するが、トラクテンバーグ監督は製作中、『エイリアン』の新2作で描かれる内容を認識していなかったという。

「他の作品の領域には立ち入っていません。独自の作品になることを意識しました。自分としては、色々な時代の『プレデター』をやってきたので、『エイリアン4』よりも先の未来を描けることにとてもワクワクしていました。」

ちなみに『バッドランド』クライマックスでは、『エイリアン』シリーズで象徴的な、とあるマシンが登場。ネタバレになるため詳細は控えるが、監督によればあれは過去作に登場したもののアップグレード版。他の作品には登場しない、『バッドランド』だけのオリジナルだという。

『プレデター:バッドランド』は大ヒット上映中。

Source:Variety,Happy Sad Confused

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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