『プレデター:バッドランド』時系列はいつなのか? ─ 「最も遠い未来」と監督

『プレデター』シリーズ最新作『プレデター:バッドランド』は、『エイリアン』シリーズともクロスオーバーする要素を持つ。エル・ファニングが演じるアンドロイドのティアは、『エイリアン』作中に登場する企業ウェイランド・ユタニ社製。この2大SFシリーズは過去にも『エイリアンvsプレデター』などで交差し、互いに世界観を共有している。
ところで『プレデター:バッドランド』は、劇中で時系列が明確に説明されることがない。これは、直近で登場していたドラマ「エイリアン:アース」が、『エイリアン』(1979)の2年前が舞台であると公表されていることとは対照的だ。
実のところ、『バッドランド』の時系列は公開後の今になっても明言されていない。ただしダン・トラクテンバーグは米Varietyにて、「『プレデター』と『エイリアン』の両方において最も遠い未来を描いている」と緩やかな情報だけ語っている。

『エイリアン』からは、2024年に映画『エイリアン:ロムルス』が登場し、さらに初のドラマ「エイリアン:アース」が続いた。『バッドランド』にもウェイランド・ユタニ社が登場するが、トラクテンバーグ監督は製作中、『エイリアン』の新2作で描かれる内容を認識していなかったという。
「他の作品の領域には立ち入っていません。独自の作品になることを意識しました。自分としては、色々な時代の『プレデター』をやってきたので、『エイリアン4』よりも先の未来を描けることにとてもワクワクしていました。」
ちなみに『バッドランド』クライマックスでは、『エイリアン』シリーズで象徴的な、とあるマシンが登場。ネタバレになるため詳細は控えるが、監督によればあれは過去作に登場したもののアップグレード版。他の作品には登場しない、『バッドランド』だけのオリジナルだという。
『プレデター:バッドランド』は大ヒット上映中。
▼ 『プレデター:バッドランド』の記事

実は『プレデター:バッドランド』には「ストレンジャー・シングス」とのアツい繋がりがある 細かすぎて伝わらない 
「なぜ銀河最強のプレデターがいつも敗れるのか」 ─ 『プレデター:バッドランド』はプレデター VS ナチス案もあった それはそれで観てみたい 
『プレデター:バッドランド』にキャメロン「うまくいかないだろう」 ─ 鑑賞後「すごい、見事だ」 スペシャルサンクスにクレジット 

『プレデター:バッドランド』製作費は潤沢、シリーズ最高額で公開へ 応援しようぜ! 


『プレデター:バッドランド』レビューまとめ ─ 「開始10分でもう面白い」「SF作品として一級品」「最初から最後まで凄まじい情熱」「観たらビックリする」「初見勢にも優しく、ファンは大興奮」 PR「期待以上」との声多数!
Source:Variety,Happy Sad Confused
























