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マーベル「パニッシャー」2004年版主演俳優、ジョン・バーンサル版映画を監督したい

パニッシャー
Jessica Miglio/Netflix

法律やモラルに反してでも悪を裁く、凶悪な私刑執行人パニッシャー/フランク・キャッスル。マーベル・コミックスの人気キャラクターたちの中でも、特にダークな世界観が魅力だ。

そんなパニッシャーは、これまでに何度か実写化を果たしている。1989年にはドルフ・ラングレン主演で初めて映画され、2004年にはトーマス・ジェーン主演で、さらに2008年には『パニッシャー:ウォーゾン』として映画化。2017年には、Netflixでドラマ「デアデビル」のスピンオフ作品としてシリーズ化された。

2004年の映画版でパニッシャー/フランク・キャッスルを演じたトーマス・ジェーンはこの度、パニッシャー役再演の意志を尋ねられ「そりゃ面白そうだ」と答えた。「もしもファンが僕の復帰を本当に望んでいて、そして脚本もあるのなら、是非」と米Comicbook.comに話している。

実はジェーン、2004年の映画が少し物足りなかったようで、2012年に非公式の短編『THE PUNISHER: DIRTY LAUNDRY (原題)』でも再演している。この短編は「映画ではフランク・キャッスルを、経緯を払って描ききれなかった」ためだと話す。

「ファンが望んでくれている」「監督がいて、脚本がある」という条件さえ揃えば、「フランク・キャッスルとパニッシャー、彼の世界はまだまだ広がっている」として再映画化を望んでいるジェーン。2004年から現在への変遷について、次のように語っている。

僕たちが『パニッシャー』をやった2004年の当時は、ダークな映画を作れなかったんです。ファンが気に入ってくれるかどうか、まだ製作面で信頼がなかったからですね。でも今では『ザ・ボーイズ』とか、『ダークナイト』とかも出たでしょう、『パニッシャー』の後に。だからもうプロデューサーやスタジオ側も、ダークな作風が好きな観客もちゃんといるんだって、分かっていると思います。」

そこでジェーンが提案しているのは、マーティン・スコセッシ監督『タクシー・ドライバー』(1976)形式でフランク・キャッスルを描くというもの。一人の男が狂気に呑まれていくスリラー映画の名作だ。似たようなものはDC映画の『ジョーカー』(2019)でやられた感は否めないが、ともかくジェーンは「まだやられていないから、是非やりたい」とお気に入りのアイデアの様子。

ちなみにジェーン、ジョン・バーンサルが同役を演じるNetflixのドラマ版については「大好きです。彼はパニッシャーとして素晴らしい」と絶賛。「実際、バーンサル主演の『パニッシャー』を監督させていただきたいと考えてるくらいですよ。それくらい素晴らしい役者だ」。

Netflixオリジナルシリーズ「Marvel パニッシャー」独占配信中。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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