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『クワイエット・プレイス』映画出演二作目の新星ミリセント・シモンズに迫る

クワイエット・プレイス
(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

2018年9月28日(金)より日本公開のホラー映画『クワイエット・プレイス』が早くも話題だ。同作は低予算ながら初登場No.1でオープニング成績5000万ドルという数字を叩き出し、累計興行収入も『ドント・ブリーズ』(2016)『ゲット・アウト』(2017)など近年のホラー話題作を軽々超え、更には『レディ・プレイヤー1』(2018)『グレイテスト・ショーマン』(2017)などをも超える成績を記録。2018年度のオリジナル作品全米No.1大ヒットとなっている。

 クワイエット・プレイス
(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

この作品で注目頂きたいのは、今注目すべき子役スターのひとりミリセント・シモンズ。トッド・ヘインズ監督の『ワンダーストラック』(2017)でローズ役に抜擢され、ジュリアン・ムーアと共演、聴覚障害を持ちながらも優れた演技力をみせ、この年の放送映画批評家協会賞で最優秀若手男優/女優部門にノミネートされる若き才能は、なんと本作が映画出演2作目。この新星にフォーカスする特別映像も到着した。

シモンズが演じたのは、聴覚障害を持つアボット家の娘レーガン。クラシンスキーは、シモンズが聴覚障害を持つ自身の経験をレーガンの役作りに、脚本を上回る形で活かしていくのを目にしたと語る。「ミリー(ミリセント・シモンズの愛称)を見つけたことは、この映画にとって指折りの、素晴らしい出来事でした。驚くほど優れた女優であるだけでなく、彼女が賢く、本当に天使のようであるからだけでもなく、彼女が聴覚障害や手話の経験や知識に対してオープンだったから。彼女は決して臆せず、レーガンならきっとこうするとか、こうコミュニケーションをとるはずだと、とても率直に語ってくれたんです。」

 クワイエット・プレイス
(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

シモンズの天性の才能には誰もが驚いたそうで、クラシンスキーは撮影を振り返り「撮影に入った初め頃、彼女が歩いて橋を渡るとき、僕は彼女に言ったんです。『不安、怒り、罪悪感、この家族のなかでのけ者だという感覚を、歩きながら全部表現して』。そして彼女は見事にやり切った。僕にはできないような形で、彼女はレーガンを理解していた」と称賛。主演のエミリー・ブラントもまた「見事な表現をするミリーを目にするのは素晴らしいことでした。初めは少しシャイだったけど、すぐにこちらを圧倒するような演技をするようになった」と振り返る。

 クワイエット・プレイス
(C) 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

レーガンという役柄にすぐに魅了されたというシモンズは「ホラー映画は好きで、この作品も怖かったけど、脚本を読んでいると、レーガンを自分のことのように感じました。耳の聞こえない女の子として息苦しさを感じていて、どうやって家族と馴染めばいいか、家族に何ができるか、どんな手助けができるか分からないでいた。彼女が直面する多くの難題に共感することができました」と明かしている。

シモンズの確かな演技力がリアルな恐怖を際立たせる新感覚サバイバルホラー映画『クワイエット・プレイス』は、2018年9月28日(金)公開。音を立てると、”何か”がやってくる──。

『クワイエット・プレイス』公式サイト:https://quietplace.jp/

※2018/6/13 BOX OFFICE MOJO調べ

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THE RIVER編集部THE RIVER

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