キー・ホイ・クァン、『ブレット・トレイン』デヴィッド・リーチ製作のアクション映画に出演

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)でアカデミー賞助演男優賞に輝いて大復活を遂げたキー・ホイ・クァンが、『デッドプール2』(2018)『ブレット・トレイン』(2022)などで監督を務めたデヴィッド・リーチとタッグを組み、ユニバーサル・ピクチャーズのアクション映画『With Love(原題)』に出演することが明らかとなった。スタント・コーディネーターとしての実績も持つクァンの実力が活かされそうな企画だ。
米Deadlineによると、現時点で本企画のプロットは伏せられているが、監督を務めるのは数多くの作品でスタントマンとして活躍し、『バイオレント・ナイト』(2022)「オビ=ワン・ケノービ」(2022)などでセカンドユニットの監督を担ってきたジョナサン・エウセビオ。本作が長編映画監督デビューとなる。
「ウォリアー」(2019‐2023)などのジョッシュ・ストッダードとマシュー・マレーによる原案を基に、『ミュータント:マックス』(2020)『スローターハウス・ルールズ』(2018)などのルーク・パスモアが脚本を執筆。リーチは、ビジネスパートナーであるケリー・マコーミックと自身のプロダクション会社87Northを通して製作を務め、『バイオレント・ナイト』のガイ・ダッネラ、ユニバーサルの製作開発部門でエグゼクティブ・バイスプレジデントを務めるジェイ・ポリドロ、製作開発担当ディレクターのトニー・デュクレが監修を担う予定だ。
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)『グーニーズ』(1985)の愛くるしい演技で80年代に子役スターとして人気を博したクァンは、その後に『X-メン』(2000)『拳神/KENSHIN』といった作品でスタント・コーディネーターを務めたが、俳優活動からは20年近く遠ざかっていた。
しかし、『エブエブ』への出演が大きな転機となり、続々と出演作が決定。人気マーベルドラマ「ロキ」シーズン2では重要なキャラクターとして登場し、「アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」(2023)では『エブエブ』のミシェル・ヨーと再共演を果たした。また、『カンフー・パンダ4(原題)』に声優として参加し、『アベンジャーズ』シリーズのアンソニー&ジョー・ルッソ監督による『The Electric State(原題)』も待機中で、飛ぶ鳥を落とす勢いで邁進している。
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Source:Deadline