キー・ホイ・クァン主演のアクション映画『With Love』2025年2月US公開決定 ─ 『ブレット・トレイン』デヴィッド・リーチとタッグ

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)でアカデミー賞助演男優賞に輝き、その世紀のカムバックで大きな話題を呼んだキー・ホイ・クァンが初主演を果たすアクション映画『With Love(原題)』が、2025年2月7日に米国公開されることが決定した。米Deadlineが報じている。
『デッドプール2』(2018)『ブレット・トレイン』(2022)などで監督を務めたデヴィッド・リーチが製作を務める。配給はユニバーサル。本作のプロットは現時点では明かされていない。
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)、『グーニーズ』(1985)と立て続けに大作映画に抜擢されたクァンは80年代を代表する子役スターとなり、成人してからは『X-メン』(2000)『拳神/KENSHIN』(2001)といった作品でスタント・コーディネーターを務めたが、俳優活動からは20年近く遠ざかっていた。『エブエブ』でヌンチャク代わりにウェストポーチを振り回す華麗な動きを見せ、スタント・コーディネーターの実績を持つクァンが、『With Love』で真骨頂を見せてくれそうだ。アクション映画で定評のあるリーチとのタッグにも期待が高まる。
メガホンを取るのは、数多くの作品でスタントマンとして活躍してきた経験を活かし、『バイオレント・ナイト』(2022)「オビ=ワン・ケノービ」(2022)などでセカンドユニットの監督を務めてきたジョナサン・エウセビオ。本作が長編映画監督デビューとなる。
プロデューサーに名を連ねるのは、リーチのビジネスパートナーであるケリー・マコーミック、『バイオレント・ナイト』のガイ・ダッネラ。ユニバーサルの製作開発部門でエグゼクティブ・バイスプレジデントを務めるジェイ・ポリドロと、製作開発担当ディレクターのトニー・デュクレが監修する予定だ。
マーシャルアーツ・アクションドラマ「ウォリアー」(2019‐2023)のジョッシュ・ストッダードとマシュー・マレーが手がけた原案を基に、『ミュータント:マックス』(2020)『スローターハウス・ルールズ』(2018)などのルーク・パスモアが脚本を執筆する。
『エブエブ』でオスカーを受賞して以来、クァンの活躍は目ざましく、人気マーベルドラマ「ロキ」シーズン2で重要なキャラクターを演じて好評を博したことは記憶に新しい。その他にも、「アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」(2023)では『エブエブ』のミシェル・ヨーと再共演を果たし、『カンフー・パンダ4(原題)』に声優として参加。『アベンジャーズ』シリーズのアンソニー&ジョー・ルッソ監督による『The Electric State(原題)』も待機中だ。
キー・ホイ・クァンにとって初主演となるアクション映画『With Love(原題)』は、2025年2月7日に米国公開予定。
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Source:Deadline