【ネタバレ】『アントマン&ワスプ:クアントマニア』全カットされた幻キャラが判明

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量子世界を舞台とした『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は、その未知なる冒険を描く過程で、いくつかのシーンが削減されている。
例えば、ビル・マーレイが演じたクライラー卿は当初もっと出番が用意されており、映画の終盤でも登場する予定があったが、「余計な展開」となったためにバッサリカット。また、ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役のエヴァンジェリン・リリーは別人のような姿で子どもを抱いているシーンを撮影していたが、本編には使用されていない。ほか、ジャネットと征服者カーンがいかに出会い、関係性を深めたかを語るフラッシュバックも、当初はもっと長い尺を割いていたという。
「きちんとした理由があって、カットしなくちゃいけなかった部分があります」と語る脚本家のジェフ・ラブネスは、他にも出番がなくなったキャラクターがいたことを明かしている。名優ヴェルナー・ヘルツォークが声優を務める、ニンジャ・タートルズのようなスーツを着用した巨大アリが存在していたが、全カットになっていたようだ。声優が当てられていたということは、言語能力を有する個体だったのかもしれない。『アントマン』シリーズのアリは言葉を話さないので、量子世界で超進化する中で言語を習得し、独自に発声装置を開発したということだろうか。
また、別人のようなホープが子どもを抱いていた撮影光景については、やはり「マルチバースの世界を垣間見るものだった」と説明。ホープとスコットをめぐる展開も「もっとあった」そうだ。
ちなみにラブネス自身もカメオ出演していた模様で、MODOKに吹き飛ばされる「美しいシーン」があったというが、こちらもカットされている。こうした未公開シーンは「ぜひ観て欲しいもの」だとラブネスは話しているから、きっと将来いずれかのタイミングでお披露目になるはずだ。
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は公開中。
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