アダム・ドライバー、Netflixの人質スリラードラマに主演決定 ─ 『ザ・バットマン』脚本家と「アドレセンス」監督が手がける

『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レン役でおなじみアダム・ドライバーがNetflixの新ドラマシリーズ「Rabbit, Rabbit(原題)」にて主演を務めることが分かった。米Varietyなどが報じている。
「Rabbit, Rabbit」は米イリノイ州南部のトラック・ステーションを舞台に、警察に追い詰められた脱走犯が自由を勝ち取るため人質を取る物語。しかしその対峙が、人質たちとの制御不能な社会実験へ、さらに「戦術的共感」を訓練されたベテランFBI危機交渉官との感情的な駆け引きへと発展していく。
脚本、ショウランナー、クリエイターを務めるのは『ザ・タウン』(2010)や『THE BATMAN-ザ・バットマン- 』(2022)を手掛けたピーター・クレイグ。監督は世界中で社会現象を起こしたNetflixシリーズ「アドレセンス」のフィリップ・バランティーニだ。主演のドライバーもクレイグ、バランティーニとともにエグゼクティブプロデューサーを兼務する。早ければ来年にも撮影開始となる模様だ。
本作は、クレイグとファースト・ルック契約を締結している独立系映画製作会社のMRCが製作を担う。Deadlineによると、本作の脚本はデジタルコンテンツの共有と配布を安全に管理するためのソフトウェアEmbershotを経由して送付されたとのこと。買い手はアプリ経由でのみ脚本を閲覧でき、作家とそのチームはいつ誰が読んだかのデータを入手できる機密保持に優れたサービスで、ザック・クレッガーが『ウェポンズ』の脚本を送付するのに利用したことと明かしてから、話題を集めている。
ドライバーは『マリッジ・ストーリー』(2019)や『ホワイト・ノイズ』(2022)、そして最新作『ジェイ・ケリー』まで、ノア・バームバック監督によるNetflix作品に深い繋がりを持っている。また、バランティーニが「アドレセンス」で見せた緊迫のワンカット撮影は「Rabbit, Rabbit」のプロットとも親和性が高いはず。今後注目のシリーズとなりそうだ。
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