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『ブラック・ウィドウ』レイチェル・ワイズ、クローネンバーグ監督『戦慄の絆』女性版ドラマ化企画で主演・製作総指揮

レイチェル・ワイズ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48471739366 | Remixed by THE RIVER

『女王陛下のお気に入り』(2018)『ブラック・ウィドウ』(2020年11月6日公開)などで知られるレイチェル・ワイズが、鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督『戦慄の絆』(1988)の女性主役版ドラマシリーズ化企画にて主演・製作総指揮を務めることがわかった。企画は本人から始動したものだという。米Varietyなど複数のメディアが報じている。

原作を手掛けたクローネンバーグ監督は、『ザ・フライ』(1986)など数多くの独創的な作品を世に送り出してきた異才だ。主人公はカナダ・トロントで産婦人科医院を運営する、双子の名医エリオットとビヴァリー。ある日、女優クレアが診察に訪れた事を皮切りに、性格は正反対ながらも幼少期から一心同体だった兄弟が、徐々に精神的に崩壊していく。

今回の女性主役版は、レイチェル・ワイズにとって初めてのドラマシリーズ作品となる見込みで、主人公の双子、マントル姉妹を一人二役で演じるとのことだ。姉妹は麻薬・恋人など何でも共有する関係を築き上げていた。また、二人は如何なる手段を駆使してでも成し遂げたい欲求があったのだ。それは女性医療を促進して、医療倫理の境界線を拡大することだった……。

本作には原作と類似した雰囲気も含まれるが、女性医療が直面する深刻な資金不足の問題など、新たな作風やテーマを追求する内容になるようだ。なお、製作を務めるAmazon Studiosは本作について、「医学や執着心、人間の条件の暗い側面を探求する魅力的な作品になるでしょう」と意気込みを語っている。現時点で、製作時期などについては不明の為、続報に期待したいところだ。

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Source: Variety , Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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