ダニエル・ラドクリフ、『ハリー・ポッター』は「いずれリブートされる」 ─ ハリーを演じるのは「僕が最後ではない」

子供から大人まで、世界中のファンに愛される映画『ハリー・ポッター』シリーズは、惜しまれつつも2011年にフィナーレを迎えた。主演を務めたダニエル・ラドクリフは、いずれ同シリーズがリブートされると信じているという。
自身の新作ドラマ「Miracle Workers(原題)」のため、米IGNのインタビューに応じたラドクリフは、既存の『ハリー・ポッター』について「どれだけ長持ちするのか興味ありますね。今は聖域とされているような気がしますが、いつかそれもなくなりますよ。輝きはいつか弱まるんです」とコメントした。

現在のハリウッドでは、スパイダーマンやバットマンといった人気ヒーローを演じる俳優が次々と変わっており、今後は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのドラマ版が製作される。そんな状況を踏まえて、ラドクリフは『ハリー・ポッター』もいずれリブートされるだろうとの考えを示したのだ。
「ほかのバージョンが製作されますよ。自分が生きている間、ハリー・ポッター役を演じるのは僕が最後ではないと思います。現に(舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』では)演じている方が何人かいますしね。」
ラドクリフはいずれ来るリブートについて前向きな思いを抱いているようで、「映画になるかドラマシリーズになるか気になりますね。観るのが楽しみ」とも語った。
ちなみにラドクリフは、『ハリー・ポッター』以外のシリーズ作品に参加することにも抵抗を感じていない模様。ハリー・ポッター役としてあまりにも有名なラドクリフの起用に躊躇する監督がいる可能性については「理解できますよ」と述べつつも、「脚本さえ良ければ、どんな企画でも喜んでやりたい」と話している。
ファンとしては、ラドクリフがいつか再びハリー・ポッターを演じる姿も見てみたいところ。しかし俳優として様々な映画に出演し、飛躍を続ける姿をこれからも見守っていきたい。
Source: IGN