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レイ役デイジー・リドリー、『スター・ウォーズ』記事を避けた1月の日々 ─ 『スカイウォーカーの夜明け』後、愛はどこに

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』来日イベント

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)をもって、ジャクーのスカベンジャーだったレイの旅も幕を下ろした。演じたデイジー・リドリーにとって、公開直後の2020年1月は悪い意味で落ち着かなかったという。『スカイウォーカーの夜明け』否定派の声が飛び込んできてしまうためだ。

2015年の『フォースの覚醒』から、現代神話における続3部作の中心人物を演じたデイジーは、「98%は素晴らしかったけど、最後の映画は際どかった」と米DragCastで振り返る。「1月はあまり良い月ではありませんでした。変な話ですけど、1作目あたりで示した愛は一体どこへ行ったんだろうと。」

デイジーは最近、『スカイウォーカーの夜明け』メイキング映像を見て思ったことがあるという。「(製作現場は)愛がたくさん詰まっていました。愛でいっぱいの現場の一員だったのに、公開されてみると……難しいですね。」それからデイジーは嘆く。「もちろん、好きじゃないなら好きじゃないと言う資格は誰にでもあると思いますよ。でも、事情も変わってきました。だいたいはソーシャル・メディアとかそういうものですね。」

「映画を観て気に入らなかったら、わざわざツイートすることない」とデイジー。しかし、それが人々の他愛のない「会話」の一部であるということも自覚しているという。「今どきの会話って、パブリックなものになったんですね。」そしてデイジーの言う「今どきの会話」は、ネットで記事になって世に広まっていく。

「正直この1月は、ニュースフィードをスクロールしながら、『スター・ウォーズ』の話題を見ないようにしていました。見出しを見ちゃったら、“どうしよう、焦る”ってなっちゃうから。難しい時期でしたけど、それからちゃんと誇りを持てるようになりました。出演できたことに、とても興奮しています。」

Source:DragCast

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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