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最低映画の祭典「ラジー賞」結果発表、『キャッツ』最多6部門に

https://www.youtube.com/watch?v=gt2N5QsbHqY

愛すべき最低のハリウッド映画を決定する「ラジー賞」こと、第40回ゴールデンラズベリー賞の結果が2020年3月16日(現地時間)に公式発表された。

2020年のラジー賞授賞式は、3月14日に米ロサンゼルスにて開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受けて開催が見送られたばかり。今回は授賞式は開催されず、結果がアナウンスされるだけの形となった。

最低作品賞に輝いたのは、大ヒットミュージカルを豪華キャストで実写映画化した『キャッツ』(2019)。同作は9部門にノミネートされ、そのうち作品賞のほか、最低助演男優賞、最低助演女優賞、ワーストスクリーンコンボ賞、最低監督賞、最低脚本賞など6部門の最多受賞となった。

次いで2部門を受賞したのは、シルベスター・スタローン主演の『ランボー』シリーズ第5作『ランボー ラスト・ブラッド』。同作は興行的にも批評的にも振るわず、「最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞」および「最低人命軽視と公共物破壊しまくり作品賞」を受賞する不名誉な結果に。そのほか、主演女優賞を『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』(2019)のヒラリー・ダフ、主演男優賞を『The Fanatic & Trading Paint(原題)』(2019)でジョン・トラボルタが受賞している。

また、名誉挽回賞の栄冠に輝いたのは、『ルディ・レイ・ムーア』(2019)のエディ・マーフィ。同作はきわどい下ネタを連発するスタイルで1970年代に活躍した、ミュージシャン&コメディアンのルディ・ レイ・ムーアを描いた伝記映画。批評家から称賛の嵐を受け、ゴールデングローブ賞をはじめ数々の映画賞にノミネートされ、賞の栄冠に輝いていた。

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Sources: The Razzies!, Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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