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ヒュー・ジャックマン主演、「ウエストワールド」チームが贈るSFサスペンス『レミニセンス』9月公開決定 ─ 記憶に惑わされる記憶探偵

『レミニセンス』
© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

『X-MEN』シリーズや『グレイテスト・ショーマン』(2017)などのヒュー・ジャックマンが主演を務めるSFサスペンス映画『Reminiscence(原題)』が『レミニセンス』の邦題で2021年9月17日(金)に公開されることが決定した。これに先がけて、米国では予告編が公開されている。脚本・監督・製作は、「ウエストワールド」(2016-)のリサ・ジョイだ。

近未来、地球温暖化で街の大部分が海に沈んだフロリダ州マイアミ。主人公のニック・バニスターは、人々が失った記憶にアクセスする手助けをすることで、過去の世界を案内する記憶潜入エージェントだ。街の片隅に暮らしていたニックの人生は、警察から“失踪した女性メイを探す”という仕事を引き受けたことで一変。なくしたものを探すだけの依頼が、やがて危険な執着心へと発展していく。姿を消したメイの真実を追ううち、ニックは陰謀の真相に迫っていくことに…。

『レミニセンス』
© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

予告編の冒頭で映し出されるのは、水にのまれつつあるマイアミの街。ジャックマン演じるニックは「旅に出るんだ。記憶の中の旅に。僕の声を辿るだけで良いんだ」とささやく。場面が切り替わると、一人の女性がニックの元を訪れる様子が垣間見られる。「今日はもう閉まりました」との声に「遅いのは承知で…」答える女性。ニックは「もうひと仕事だ」と言い、依頼を引き受ける。

男女の恋、市民のデモ…。女性の記憶に入り込んだニックは、様々な記憶の断片を目撃。しかし、そのすぐ後、自ら装置を身に着け、マシンに入り込むニックの姿が確認できる。目を閉じたニックの前には、依頼人の女性との記憶が広がる。予想だにしない光景に動揺するニックだが、「過去ほど病みつきになるものはない」という言葉どおり、女性との過去に夢中になっていく。

「彼女はどこかにいってしまったよ」。同僚の女性から見切りをつけることを諭されるも、「彼女の行き先を探すには、彼女がこれまでどこにいたのかを知る必要がある」とニック。環境破壊が進行する荒廃した未来都市をひた歩き、時に銃を構えながら、女性の行方を追う。目の前に広がる風景は現実か、それともただの記憶か。観るものを惑わす虚実入り交じるストーリーの結末は、どう締めくくられるのだろうか…。

ニック役をヒュー・ジャックマン、メイ役を『ミッション:インポッシブル』シリーズなどのレベッカ・ファーガソンが演じる。ふたりは『グレイテスト・ショーマン』以来の再タッグ。ほか共演には、「ウエストワールド」からタンディ・ニュートン、『ドクター・スリープ』(2019)のクリフ・カーティス、『ROMA/ローマ』(2018)のマリーナ・デ・タビラ、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)のダニエル・ウー、『ジョーカー』(2019)のブレット・カレン、『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)のナタリー・マルティネスらが名を連ねている。リサ・ジョイとともに、「ウエストワールド」のジョナサン・ノーランが製作を担当。

映画『レミニセンス』は、2021年9月17日(金)全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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