ザック・エフロン&ジョン・シナ『俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー』配信決定 ─ 『グリーンブック』監督がコメディに本格復帰

ザック・エフロン&ジョン・シナ共演、『グリーンブック』(2018)のピーター・ファレリー監督がコメディ映画に本格復帰した『俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー』(原題:Ricky Stanicky)が、2024年3月7日(木)よりPrime Videoにて独占配信開始となる。これに先駆け、米国版予告編や場面写真などが一挙に到着した。
仲良し男子3人組がちょっとしたいたずらをするはずが、大失敗して警察沙汰の大事件を引き起こしてしまった。トラブルから逃れるため、彼らはとっさに「リッキー・スタニッキー」という架空の人物をでっちあげて罪をなすりつける。それから20年、ディーン、JT、ウェスの3人は、今でも“何かやらかした時”はリッキー・スタニッキーのせいにして難を逃れていた。
ところが、いよいよ不審に思った妻やパートナーたちが、彼らに「リッキー・スタニッキー本人に会わせろ」と要求する。ウソがバレれば家庭崩壊まったなし、3人は起死回生のため、落ち目の俳優ロック・ハード・ロッドを雇ってリッキー・スタニッキーを演じてもらうことにした。しかし、ロッドは想像以上にリッキー役を演じてしまい、だんだんコントロールが効かなくなってゆく……。
主人公である親友3人組のリーダー、ディーン役は『ハイスクール・ミュージカル』シリーズや『グレイテスト・ショーマン』(2017)のほか、最新作『アイアンクロー』の演技も高く評価されているザック・エフロン。監督・脚本のピーター・ファレリーとは、『史上最高のカンパイ! 戦地にビールを届けた男』(2022)に続いて早くも再タッグとなった。
『グリーンブック』ではアカデミー賞作品賞&脚本賞を受賞したピーター・ファレリーは、かつてファレリー兄弟として『メリーに首ったけ』(1998)や『Mr.ダマー』シリーズなどを手がけてきたコメディの鬼才。本作では久々に喜劇映画にカムバックし、笑いと感動を融合させた。
共演者には、架空の人物リッキー・スタニッキーを演じるべく雇われた俳優ロック・ハード・ロッド役に、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)や『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のジョン・シナ。また、ディーンの友人・JT役にNetflix「BEEF/ビーフ」(2023)のアンドリュー・サンティーノ、ウェス役に『星の王子ニューヨークへ行く2』(2021)のジャーメイン・ファウラー、ディーンが勤める会社の社長役に『ファーゴ』(1996)などのウィリアム・H・メイシーが起用されている。
ちなみに本作は、2010年に脚本家のジェレミー・ブッシェルがオリジナルの脚本を執筆したのち、長きにわたって企画検討が続けられていたもの。2013年にはジェームズ・フランコ&ジム・キャリー出演で企画が動いていたが、最終的にファレリーが自ら脚本を改稿するかたちで映画を完成させた。プロデューサーは『マネーボール』(2011)などのマイケル・デ・ルカが務めている。
映画『俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー』は、2024年3月7日(木)よりPrime Videoで独占配信開始。
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Source: The Hollywood Reporter