『スター・ウォーズ』女性主人公に向けレイ役デイジー・リドリー「クレイジーな世界、チューニングが大事」とアドバイス

『スター・ウォーズ』続3部作でレイ役として主演したデイジー・リドリーが、『スター・ウォーズ』シリーズで今後主演を務める女優たちにアドバイスを送っている。米Varietyに話した。
オリジナル版ではレイア・オーガナ、プリクエル版ではパドメ・アミダラと、『スター・ウォーズ』には象徴的な女性キャラクターが登場したが、レイはシリーズ初の女性主人公。一部ファンの反発の声もある中で、リドリーは3部作を全うした。
シリーズには今後も女性主人公の作品が控える。アマンドラ・ステンバーグ主演のドラマ「アコライト」、ロザリオ・ドーソン主演の「アソーカ」がそうだ。今後の『スター・ウォーズ』を率いる主演女優たちに向け、リドリーは「世界はクレイジーな場所です。チューニングすることが大事です」と助言した。
「『スター・ウォーズ』に限ったことではないですが、挑戦して、その瞬間を享受し、エンジョイすることです。人生はあっという間ですからね」と続けるリドリー。「アコライト」の主演アマンダ・ステンバーグについては、「上手にやれる方だと思います。歴が長いですから」と称えた。「『ワカンダ・フォーエバー』のプレミアで幹部の方にお聞きしたんですけど、(『アコライト』は)素晴らしい出来だそうですよ」。
「アコライト」はスカイウォーカー・サーガ以前のジェダイ黄金期、“ハイ・リパブリック”の最後の日々を描くミステリー・スリラー。『エピソード1/ファントム・メナス』(1999)の約100年前を舞台に、銀河の謎とダークサイドの勃興が紐解かれる。
リドリーが出演した3部作は、シリーズで初めて「SNS時代」に製作されたものだ。作品が公開される度、SNSではファンの賛否が盛んに語られた。「誰もが、物事とはどういうもので、どうなりえるかをわかっています。必要以上に発言して、発言以上にコメントする、そんな中で私たちは生きている」とリドリー。「とても個性的です。良いところを見つけて、楽しんでくださいね」とエールを送った。
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Source:Variety