『スパイダーマン』俳優が96歳で死去 ─ ノーマン・オズボーン解雇を宣告する役員

サム・ライミ監督『スパイダーマン』(2002)でオズコープ社役員のヘンリー・バルカンを演じた俳優ジャック・ベッツが、2025年6月19日に亡くなったことがわかった。96歳だった。
米The Hollywood Reporterが伝えた。カリフォルニア州ロスオソスの自宅で、就寝中に息を引き取った。
1929年、米ニュージャージー州生まれ。1959年の映画『The Bloody Brood(原題)』でスクリーンデビュー。『必殺の用心棒』(1966)などのマカロニ・ウエスタン映画や、1960〜1962年米放映のドラマシリーズ「チェックメイト」などのテレビ作品や舞台などで活躍した。=2019年のドラマ「Good Trouble(原題)」にいたるまで60年のキャリアを誇った。
『スパイダーマン』では、ウィレム・デフォー扮するノーマンにクビを宣告するオズコープ社役員を演じた。役員会議でオズボーンの対面の席につき、オズボーン解雇の話を切り出した。その後、グリーンゴブリンと化してタイムズスクエアを襲来したオズボーンに、カボチャ爆弾によって骨に変えられてしまう。
ご冥福をお祈りします。
Source:The Hollywood Reporter