ヘンリー・カヴィル&ジェイク・ギレンホール&ガイ・リッチー監督の新アクション映画、ライオンズゲートが米配給権獲得 ─ 『エクスペンダブルズ』の要素アリ

DC映画のスーパーマン役で知られるヘンリー・カヴィル、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)のジェイク・ギレンホールが、ガイ・リッチー監督と再タッグを組む新作アクション映画の米国配給権を、ライオンズゲートが獲得したことが明らかとなった。
米Deadlineによると、全米映画俳優組合の暫定合意を得ている本作は、スペインで行われていた主要撮影を2023年10月第4週に終了するが、現時点でもタイトルは未定だという。ライオンズゲートは、リッチーによる第二次世界大戦映画『The Ministry of Ungentlemanly Warfare(原題)』の米国配給権も獲得している。
現時点でプロットなどの詳細は伏せられているが、ふたりの救出専門家が有力な女性交渉人のために脱出作戦を計画する物語になり、関係者の情報によれば、『エクスペンダブルズ』の要素があるとのこと。
新キャストとして、『チェ 39歳 別れの手紙』(2008)『アサシン クリード』(2019)で知られるスペイン出身の俳優カルロス・バルデム、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2013)などに出演し、『地球が壊れる前に』(2016)といったドキュメンタリー映画で監督としても活動するフィッシャー・スティーヴンスが参加。
リッチーは、長年のプロデューサーパートナーであるアイヴァン・アトキンソン、『オペレーション・フォーチュン』(2023)でタッグを組んだジョン・フリードバーグとプロデュースも担当する。
監督とカヴィルは『コードネームU.N.C.L.E.』(2015)のほか、『The Ministry Of Ungentlemanly Warfare』に続いて3度目のタッグ。ギレンホールとも、アクション・スリラー映画『The Covenant(原題)』(2024年日本公開)から2度目の顔合わせとなる。
また、すでに出演が決定している『ゴジラvsコング』(2020)のエイザ・ゴンザレスは、カヴィル&リッチー監督と『The Ministry Of Ungentlemanly Warfare』で組んでおり、さらにギレンホールとは『アンビュランス』(2022)で共演済みとあり、そのチームワークに期待が持てそうだ。
リッチーはライオンズゲートとの協業について、「この映画に対する情熱と野心が非常に明確なライオンズゲートの全チームと、再び提携できることに感激しています」とコメント。
ライオンズゲートの買収・共同製作部門でエグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めるシャーロット・コーは、「ウィットと不敵さを特徴に、アクション分野を超えた映画を作るガイと再び仕事が出来て非常に幸運です。ジェイク、ヘンリーとエイザの比類なき才能と組み合わせたテンポの速いオリジナルアクション映画は、スリルと驚き、楽しさを約束します」と意気込みを語った。
ガイ・リッチー監督が、ヘンリー・カヴィル&ジェイク・ギレンホールと再タッグを組んだ新作映画の米国公開日は未定。
▼ ヘンリー・カヴィルの記事
ヘンリー・カヴィル主演『ハイランダー』リブート版、Amazon・MGMで製作へ ─ 監督は『ジョン・ウィック』チャド・スタエルスキ ついに前進 ヘンリー・カヴィル、ロンジンの新アンバサダー就任でエレガンスな姿披露 憧れる ガイ・リッチー監督×ヘンリー・カヴィル主演『アンジェントルメン』公開決定 ─ 007のモデルになった型破りスパイアクション 製作ジェリー・ブラッカイマー ヘンリー・カヴィル「ウォーハンマー40,000」ドラマ化製作がついに始動 ─ 「素晴らしい出発点」と手応え 悲願の企画ついに ヘンリー・カヴィルが着たスーパーマン・スーツ、新映画版のオーディションでうっかり破れていた ─ 「筋肉が大きかったから」「背が高かったから」 別に保管されているものもあるそう
▼ ジェイク・ギレンホールの記事
デンゼル・ワシントン&ジェイク・ギレンホール主演『オセロー』が映画化か ─ 「話し合っている」と演出家 ブロードウェイで上演中 ジェイク・ギレンホールがM・ナイト・シャマラン新作に主演決定 ─ 『きみに読む物語』原作者も参加のロマンティック・スリラー 面白い組み合わせ ゴールデングローブ賞2025年ノミネート一覧 ─ 「SHOGUN」真田広之らコメント、日本公開決定作品まとめ アカデミー賞前哨戦! 検事補ジェイク・ギレンホールが冤罪と戦う法廷サスペンス「推定無罪」予告編が公開 ─ J・J・エイブラムス製作総指揮 ジェイクの熱演を見よ 優しそうな老婦人、ジェイク・ギレンホールと『スパイダーマン』トビー・マグワイアを間違える 言われてみれば…
Source:Deadline