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【祝アベンジャーズ参戦】GofG ロケット・ラクーン、もふもふアライグマの意外なルーツに迫る

『シビルウォー:キャプテンアメリカ』の脚本を担当し、次のアベンジャーズ映画『インフィニティ・ウォー(タイトル変更が発表)』も手掛けることになったクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーのコンビが、インタビューにて『巨大な紫色の怪人(サノスのこと?)、アンドロイド(ヴィジョンのこと?)、アライグマも人間的に描いている』と発言しました。

これは、つまり、そういうことですね?MARVELに籍を置くキャラクターは数あれど、アライグマつったらロケット・ラクーンただ一人しかいないわけですから、ロケット先輩がMCUフェイズ3の最後を飾るアベンジャーズ3に参戦すると考えてほぼ間違いないわけです。
今回はハワード・ダックスの向こうを張り、今やMARVELにおいてファニーアニマルキャラの代表格となったロケット先輩の、バイオグラフィー(小ネタともいいます)を少しご紹介します。

イメージ元はビートルズの曲?

1976年発行の『マーベルプレビュー』が初登場のロケット先輩。当時は『ロッキー・ラクーン』と名乗っていました。御存じの方も多いと思いますが、この名前はビートルズの知られざる名曲『ロッキー・ラクーン※ホワイトアルバム収録』から取られたものです。

この引用はさすがに露骨すぎるというMARVELの判断があったのでしょう、次に登場した1982年『インクレディブル・ハルク#271』では、ロッキーはロケットの愛称だったということにされました。
このビートルズの『ロッキー・ラクーン』という楽曲ですが、曲の序盤のテイストはワイルドなカントリー調で、中盤からポール・マッカートニーらしいポップさが混じり合い、不思議な味わいの、妙にカッコいい曲です。歌詞の内容も、恋人を奪われた男(ロッキー)が相手の男と対決しようと拳銃を持って後を追っかけるのですが、あっという間に返り討ちにあい、『相手が強かったね』と酔っ払いの医者に慰められ、『こんなのかすり傷だよ』とへらず口を言うという、粗暴で喧嘩っ早くて、情けないけどどこか憎めない男のお話になっています。
筆者の私見ですが、ネーミングだけでなく、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で周知された、ロケットの粗暴で口が悪くて、どことなく寂しさを抱えたキャラクター造型(この性格はコミック初登場時からほとんど変更されていません)もビートルズの『ロッキー・ラクーン』からインスパイアされたものではないのかな、と思います。

余談ですが歌詞にでてくる『ギデオンの聖書』も、ロケット・ラクーンのいるコミックス世界では世界創生の秘密が書かれている最重要アイテムとして登場します。ロケット・ラクーンの生みの親、原作者ビル・マントロはビートルズが大好きだったのかもしれませんね。

相棒はセイウチ、恋人はカワウソ

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では詳しく触れられていませんでしたが、コミックの世界のロケットはハーフワールドというコロニー惑星の出身です。このハーフワールドは、半分はロボットが支配する機械工場で、もう半分がロケットのような遺伝子改造された動物たちが仲良く暮らす自然豊かなエリアになっている星です。ロケットは惑星を守るレンジャーとして、宿敵のモグラさんやトカゲさん、ピエロやコウモリゾンビどもと戦う日々を過ごしておりました。故郷の星にいる間の相棒はグルートではなく同じく遺伝子改造されたセイウチ、ウォル・ラス。恋人はセイウチの姪で、カワウソの(意味がわかりませんね)ライラです。

映画『GotG』では、ロケットはなんとなく過去に触れられたくない傷があるように振舞っていたので、もしや、セイウチさんやカワウソさんに何かあったのではないかと、心配になりますね。

日本では人気があるんだかないんだかわからないロケット先輩ですが、このように、一応40年近くのキャリアがある由緒正しいキャラクターなのです。作品によって、性格が激変したり、能力が変わったりするマーベルの他の有名キャラクターよりも、スポットがあまり当たらなかったせいで、原作者ビル・マントロが創り出した姿とアイデンティティをほぼ完全に残しているロケット・ラクーン。アベンジャーズのメンバーとどのように絡むのか、ルッソ兄弟の手腕に期待します。

Eyecatch Image:http://parade.com/322898/viannguyen/guardians-of-the-galaxy-rocket-raccoon-and-10-more-cutest-cgi-creatures/

Writer

アクトンボーイ
アクトンボーイ

1977年生まれ。スターウォーズと同い歳。集めまくったアメトイを死んだ時に一緒に燃やすと嫁に宣告され、1日でもいいから奴より長く生きたいと願う今日この頃。

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