エルトン・ジョンのトリップ伝記ミュージカル『ロケットマン』米特報映像が到着 ― 『キングスマン』タロン・エガートン主演

「ロックスターの人生には、自分が何者であるかを決める瞬間がある。」
『キングスマン』シリーズのタロン・エガートン主演で、歌手エルトン・ジョンの半生を描くファンタジー・ミュージカル映画『ロケットマン(邦題未定、原題:Rocketman)』の米国版特報映像が公開された。
1972年に発表されたエルトン・ジョンの同名楽曲をタイトルに冠した『ロケットマン』では、ロンドンの王立音楽アカデミーに出現した“天才”エルトン・ジョンが音楽界でスーパースターになる過程や、エルトンの創作上のパートナーであり、数多くの名曲をともに生み出したバーニー・トービンとの関係、そしてドラッグ&アルコール中毒からの復活などが描かれるという。
ただし今回の特報映像をご覧いただければおわかりいただけるように、そして主演のタロン・エガートン自身が「みんな伝記映画って思っているけど、違いますよ。ファンタジー・ミュージカルです」と語っているように、本作はいわゆる伝記映画とは一線を画する。特報映像のラストにも「実際の空想に基づく(BASED ON A TRUE FANTASY)」との言葉が登場するが、なにせ『ロケットマン』のエルトンは演奏しながら宙に浮くのだ…!
エルトン・ジョンを演じるタロン・エガートンは本作で自らによる歌唱を披露。そのほか共演者には、バーニー・トーピン役で『リトル・ダンサー』(2000)や『ファンタスティック・フォー』(2015)のジェイミー・ベル、マネージャーのジョン・レイド役でドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)や映画『シンデレラ』(2015)のリチャード・マッデン、エルトンの母親役で『ジュラシック・ワールド』シリーズのブライス・ダラス・ハワードらが登場する。
監督を務めたのは、イギリスの名優にして『イーグル・ジャンプ』(2016)の監督を務めたデクスター・フレッチャー。ノンクレジットながら、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年11月9日公開)を製作中に降板したブライアン・シンガー監督に代わって完成させた人物でもある。脚本は『リトル・ダンサー』(2000)や『戦火の馬』(2011)などを執筆したリー・ホール、プロデューサーには『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)でエルトン&タロンとのコラボレーションを経験した映画監督マシュー・ヴォーンも参加している。
映画『ロケットマン(邦題未定、原題:Rocketman)』は、2019年5月17日より米国公開予定。
Source: Paramount Pictures