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【大満足】エイリアン好き感涙!『ローグ・ワン』の魅力的なクリーチャーたち まとめ

12/16(金)全国劇場公開となったスター・ウォーズ最新作『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』、もうご覧になりましたか?ネットを巡れば大多数が絶賛の嵐、いかに賛辞を尽くすか言葉遊びにも似た様相を呈しています。とはいえ、まだ大半の方は鑑賞されていない、これから、という方が多いのではないでしょうか。

今回は、そのうえで、劇場で観ようかどうしようか迷っている、筆者と同じ「モンスター好き」同好の士、ごくごく一部の好事家たちに向けて、「安心してください。あなたの好きそうな連中、たくさん出てきますよ。」と、ローグ・ワンに登場する魅力的なクリーチャーたちを、興奮の冷めやらぬまま、駆足気味ではございますが、ご紹介したいと思います。極力ネタバレは避けるつもりですが、クリーチャーの設定上、若干内容に触れますので、映画の中身についての情報を完全シャットアウトして鑑賞したい方はご注意下さい。

【注意】

この記事には、映画『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』に関するネタバレ内容が含まれています。

スター・ウォーズ キャンペーン

オーリン・マスターズ

http://www.ew.com/gallery/rogue-one-creatures-and-droids/2853884_oolin-musters?iid=sr-link1
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そもそも『ローグ・ワン』、クリーチャー好きの筆者としましては、鑑賞前はかなり不安要素が多い作品でございました。公式ポスターに印刷されたローグ・ワンの顔ぶれの中にクリーチャーらしき姿はなく、エピソード7で感じた不満要素、”クリーチャーの書き割り的扱い”が、この映画でもまた再現されるのかと若干意気阻喪しておりました。
実際、『ローグ・ワン』本編の初回鑑賞時、アバンタイトルまでは、「人間ばっかりだなあ。」としょんぼりしていたのですが、そんなマイナス感情をふっ飛ばしてくれるのが、このオーリン・マスターズという名のクリーチャーです。

成長したジン・アーソの初登場シーン。監獄にて、ジンと同房で鎖に繋がれています。何をして捕まったのでしょう。口の触手をスピスピさせて、ふてぶてしく惰眠を貪っていました。「お、スターウォーズが始まったな」と思わせてくれた大事なクリーチャーです。絶滅危惧種のホシバナモグラに造形が似ています。

http://viruspintar.blogspot.jp/2014/12/foto-hewan-hewan-yang-menakjubkan-asli.html
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ツーチューブス

https://milnersblog.com/tag/pao-rogue-one/
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人によって作品中に「スターウォーズらしさ」を感じるポイントは様々だと思いますが、個人的に、R2D2とC3POや、ハン・ソロとチューイに代表されるように、「英語と、異星言語の会話シーン」は、その「らしさ」を強く感じるポイントであります。

このクリーチャーは、ジン・アーソの育ての親、ソウ・ゲレラの副官的なキャラクターで、その「らしさ」を登場場面でいかんなく発揮してくれます。鑑賞時には見た目が同じで判りませんでしたが、双子で、それぞれ「エドリオ」と「ベンシック」という名前だそうです。二人とも帝国軍に故郷を奪われ、過激派に身を投じたキャラクターです。
そういえばこのキャラクターが身につけているガスマスクのような呼吸器、これも「スターウォーズらしさ」ですよね。

ヴェテーフ・キュービー

http://boingboing.net/2016/12/05/making-of-the-creatures-in-rog.html
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ほら、やっぱりイウォークじゃなかった。もとい、ウィケットこと我らがワーウィック・デイヴィスが『ローグ・ワン』で扮するクリーチャー、それがこのヴェテーフです。アニマトロニクスを搭載された頭部マスクは、視界がなく、ワーウィック・デイヴィスは暗闇に閉じ込められた状態でこのキャラクターを演じています。見えてないと思うと驚異的な職人芸です。
キャラクターの元ネタはピラニアで、名前のヴェテーフはその鋭い切歯のスラングが由来となっています。

モラフ

http://www.ew.com/gallery/rogue-one-creatures-and-droids/2853884_oolin-musters?iid=sr-link1
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オタク界隈では、獣人をこよなく愛す「ケモナー」と称される好事家が少なからず存在します。この「ケモナー」、海を渡った欧米にもその一定数以上の存在が確認されており、呼称は「furry」(ふわふわとかそんな意味)です。

スターウォーズの世界では、チューバッカやワンパが、これらの好事家を永らくときめかせてきたわけですが、そこに新たに名を連ねたのがこの「モラフ」です。偶然かもしれませんが、チューバッカとワンパを足して2で割ったような容姿をしています。

口に装着しているのは呼吸器ではなく、音声翻訳装置なんだそう。機械に依ってですが、英語を話せるわけですね。そんな場面はありませんでしたが。というのも設定段階ではこの「モラフ」、もっと出番が多いはずだったのですが、結果的にはソウ・ゲレラの拠点の背景的な出番に落ち着いてしまいました。

ビスタン

http://nerdist.com/rogue-one-a-star-wars-story-featurette-shows-off-its-amazing-creatures/
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『ローグ・ワン』に登場するクリーチャーとしては、かなり早い段階でお披露目されたIakar属のビスタン。激しい気性の戦士で、U-ウイングの砲手を務めています。出番は多くはありませんが、「スペースモンキー」の流れを踏襲する容姿が宇宙服みたいな装備が相まって、非常に印象的、可愛らしさとカッコよさを併せ持つキャラクターです。

パオ

https://milnersblog.com/tag/pao-rogue-one/
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『ローグ・ワン』の一員として、スカリフの戦いに挑む種族Drabataの勇猛な戦士、それがパオです。叫び声以外の台詞はありませんが、その大きな口から、戦闘の激しさを表現する演出の一環として役割を与えられたという裏話があります。筆者的に劇中一番応援したキャラクターで、それなりに活躍もしています。頭に被った飛行帽が、キャラクターデザイン上、非常に良いアクセントになっていると思います。

ラダス提督

http://www.ew.com/gallery/rogue-one-creatures-and-droids/2853884_oolin-musters?iid=sr-link1
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言わずと知れたモン・カラマリ族の艦隊司令官。有名なアクバー提督との関係が気になります。アクバー提督と肌の色が違うのは、ラダス提督は寒冷な北部出身で、アクバーは温暖な南部出身だからだそうです。好戦的な性格の頼もしい武官で、日和見揃いの共和国反乱軍の中でも、『ローグ・ワン』が身を投じる作戦の後詰めに真っ先に駆けつけてくれます。しかしそれにしても、モン・カラマリという種族の、銀河の平和に対する貢献度といったらもう、どっかで隠れてしまっているジェダイの皆様には、ぜひ見習って頂きたい。フォースのライトサイドにおいて最も重要な種族、それが彼らモン・カラマリなのです。

ボー・ガレット

ボーディー・ルックを襲った、でっかいタコみたいなやつです。個人的に、上記に挙げたローグ・ワンに登場する新規クリーチャー(ラダスは新規とは言えませんが)、全て何らかの形でフィギュアをゲットしたいと思いますが、このタコはいらないかも。
ソウ・ゲレラの拠点で、敵対者の尋問や処刑といった汚れ仕事を担当されているモンスター、それがボー・ガレット。触手で触れた人間の魂を読み取り、腑抜けにする能力を持つ恐ろしいクリーチャーです。ジャバの宮殿にいたランコアに立ち位置が似ていますが、こちらはランコアと違って全然かわいくありません。

いかがでしたでしょうか、この他にも紹介しきれないクリーチャーがわんさと出てくる『ローグ・ワン』。事前に「人間種族が中心のお話」と勝手に予想しておりましたが大間違い、クリーチャーの質、量、そしてその演出上の扱いともにシリーズ屈指の仕上がりとなっておりました。彼らの活躍、ぜひ劇場にてお確かめください。

スター・ウォーズ キャンペーン

参考URL:https://milnersblog.com/tag/pao-rogue-one/
http://ew.com/gallery/rogue-one-creatures-and-droids/
Eyecatch Image:Screen Shot from https://youtu.be/rRqdb7lNsdI
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Writer

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アクトンボーイ

1977年生まれ。スターウォーズと同い歳。集めまくったアメトイを死んだ時に一緒に燃やすと嫁に宣告され、1日でもいいから奴より長く生きたいと願う今日この頃。

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