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マーク・ラファロ、『アナと雪の女王2』オラフ役ジョシュ・ギャッドにネタバレを要求 ─ 「全員死ぬの?」

マーク・ラファロ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14779708516/

『アベンジャーズ』シリーズでハルク役を演じているマーク・ラファロが、『アナと雪の女王』(2013)オラフ役のジョシュ・ギャッドに続編『アナと雪の女王2(邦題未定、原題:Frozen 2)』のネタバレを要求している。

ラファロといえば、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の重大な展開をあっさりバラす、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のプレミア上映で本編の音声を生配信してしまうなど、ことあるごとに公の場でネタバレを繰り出す要注意人物だ。そんな彼がジョシュにネタバレを求めたきっかけは、ジョシュのあるツイートだった。

『アナと雪の女王2』の米国版特報映像が公開されたことをきっかけに、ジョシュは“うっかりネタバレ”の恐怖を告白したのである。「みんなが知りたがってる続編の秘密を(米国公開までの)9ヶ月間、頭の中にしまっておかなきゃいけない。まずい、“マーク・ラファロ”をやらかしちゃダメだぞ」

いまやマーベル映画の関係者だけに限らず、「マーク・ラファロ」とは、ハリウッドにおいて「うっかりネタバレすること」を指す名詞と化してしまったということなのか。しかし、この言い草に黙っておけるラファロではなかった。そう、自分の名前を出されたことと引き換えに、本人から直接ネタバレを引き出してしまえばいいのだ。

マークは尋ねる。「全員死ぬの?DMして」

ストレートすぎた。あまりにもストレートすぎたのだ。もちろん、こうしたやり取りは、コメディアン経験の豊富なジョシュが上手である。「そっちでは指パッチンで起こったことが、こっちではバラードで起こります。これ以上は言えません。あと、サノスがタップを踏む」。

サノスのダンスといえば…

このたび公開された『アナと雪の女王2』の米国版速報映像は、前作とはうってかわったダークな雰囲気がファンの間で話題を呼んでおり、一部では「『アベンジャーズ』っぽい」との声も聞かれているほど。どんな展開が待ち受けているのか予測不可能だが、もしや本当に全員死ぬということも、絶対に、ありえなくは……ない、それだけはない。

ちなみにジョシュが“うっかりネタバレ”の恐怖に戦慄していることは、米Twitterにて「ジョシュ・ギャッド、『アナと雪の女王2』をうっかりネタバレることを超心配(Josh Gad is very worried about spoilering Frozen 2)」というタイトルでモーメントとして取り上げられてしまった。これについて、ジョシュはある要求を繰り出している。

「Twitterは“ネタバレる(spoilering)”という新しい動詞を作るのに僕のことを利用した。間違いない。僕も乗ろう。辞書に僕の名前で例文を載せられないかな?“ジョシュ・ギャッド、『アナと雪の女王2』をうっかりネタバレることを超心配”。」

映画『アナと雪の女王2(邦題未定、原題:Frozen 2)』は2019年11月22日に米国公開予定

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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