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ライアン・レイノルズ、ガン闘病中の少女に約200万円を寄付

『名探偵ピカチュウ』ジャパンプレミア
©THE RIVER

『デッドプール』シリーズのライアン・レイノルズが、心臓ガンと闘う13歳の少女のために1万ポンド(約200万円)を寄付した。

クラウドファンディング・プラットフォーム「GoFundMe」にて実施されている寄付活動は、2025年6月に進行性のガンと診断されたウェールズの少女レクシー・コリンズさんの、“回復したらニューヨークに行ってみたい”という最大の夢を叶えるためのもの。コリンズさんは2度の開胸手術を受け、ペースメーカーを装着し、現在は化学療法を受けている。

このクラウドファンディングは、母親のレベッカ・コリンズさんに代わってウェールズ・レクサム警察のフットボールチームが実施しているもの。レイノルズはレクサムが本拠地のサッカークラブ「レクサムAFC」の共同オーナーを2020年から務めており、同地には深い縁がある。レイノルズの寄付により、寄付総額は目標の5,000ポンドを大幅に上回り、すでに1万4,000ポンドに近づいている(本記事執筆時点)。

レクサム警察フットボールチームは、レイノルズの寄付を受けて「素晴らしいご厚意に心から感謝します。この支援のおかげで、レクシーは回復次第ニューヨークへ行くことができます」とのコメントをXにて発表。代表作『デッドプール』シリーズを参照し、「ヒーローは誰もがマントをつけるわけではありませんが、この方は赤と黒のスーツを着ています。ありがとうございます!」と綴った。

なお、クラウドファンディングのページ上では、母親のレベッカさんが支援者全員へのメッセージを公開。「レクシーは皆さんに感謝を伝えたいと言っています。“ガンにニューヨーク行きをやめさせない!”との言葉通り、彼女は化学療法を乗り越えようとしています。すでに服を選んでいて、見たいものリストを作り、昨夜は『ホーム・アローン』も(また)観ました」と記している。

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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