「ストレンジャー・シングス」前のウィノナ・ライダー「Netflixってなに?ストリーミングってなに?」

Netflixの大ヒットSFドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016‐)でジョイス・バイヤーズ役を演じるウィノナ・ライダーは、ドラマ出演前までNetflixや配信サービスが何なのか知らなかったそうだ。
「ストレンジャー・シングス」で監督・製作総指揮を務めるショーン・レヴィがポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に出演し、ジョイス役について初めてライダーと話をした時のことを回顧している。
そのミーティングでライダーは、「Netflixって何ですか?ストリーミングって何?それはテレビとは違うんですか?」と、初歩的な質問を連投したという。レヴィは、「それが出発点でした。そうなんです、ウィノナはNetflixやストリーミングという新しいストーリーテリングの形を説明するために、少し研修を受けました」と明かした。
今では、配信サービスがテレビに取って変わるほどの勢いで大衆に浸透しているが、Netflixが初となるオリジナルドラマシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」シーズン1の全13話を一挙リリースし、テレビ界の常識を覆したのは2013年2月のことだ。「ストレンジャー・シングス」シーズン1は2016年7月に配信開始されたため、ライダーがレヴィらとミーティングの場を持ったのは、まだまだNetflixや配信サービスの黎明期の頃だったろう。ライダーがNetflixを知らなかったとしてもおかしくない。
とはいえ、「Happy Sad Confused」でホストを務めるジョシュ・ホロウィッツもレヴィの話に対し、「彼女が僕のポッドキャストに出演した時、番組の最後で彼女に、“待って、これってポッドキャスト?私たちは何をやったの?”って聞かれました。もう、そのイメージですよね」と反応。その言葉にレヴィがのけぞって爆笑していたことから、やはりライダーは少しテクノロジーに疎いのかもしれない。
そんなライダーは、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の最終章となるシーズン5にジョイス役でカムバックする。現時点でファイナルシーズンの配信開始日は未定。
Source:@Happy Sad Confused