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シルベスター・スタローン、ダークヒーロー映画に主演へ ― 製作会社バルボア・プロダクション設立、映画&ドラマの新企画続々

シルベスター・スタローン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/7588423560/

『ロッキー』『ランボー』シリーズなどで知られる俳優シルベスター・スタローンが、新作ヒーロー映画『Samaritan(原題)』で主演を務めることが明らかになった。米Deadlineが報じている。

『Samaritan』は、スタローンがスタカー・オゴルド役で出演したマーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ ギャラクシー:リミックス』(2017)のような一般的なヒーロー映画とは一味違った作品。詳しい内容は明らかになっていないものの、ヒーロー映画というジャンルに新たな解釈をもたらすダークな物語になるそうだ。

本作はスタローンが『ロッキー』の役名をもじって設立した映画会社Balboa Production(バルボア・プロダクション)が初めて製作する長編映画となる。したがってスタローンは主演を務めるほか、プロデューサーも担当するとみられている。なお、脚本はニコラス・ケイジが主演を務めた『デビルクエスト』(2011)のブラギ・シャットが執筆するとのことだ。

シルベスター・スタローン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/7588423560/

またDeadlineによると、スタローン率いるBalboa Productionは、この『Samaritan』を皮切りに続々と新作映画を企画中。ひとつは半人の獣との戦いを描いたジェイムズ・バイロン・ハギンズによる小説『極北のハンター』の実写化企画で、スタローンは『ランボー』シリーズの物語に『極北のハンター』の内容を組み込むため、同作の映画化権を2009年に獲得していた。また同社は、30年間FBIに在籍し、50の事件で諜報活動を行ったマイケル・マクゴーワンとラルフ・ペズロによる回顧録『Ghost: My Thirty Years as an FBI Undercover Agent(原題)』の映画化権も獲得済みだ。2018年10月18日時点で、両作とも脚本家を探している状況だという。

そのほか同社は、元陸軍先鋭部隊のマックス・アダムスが脚本を執筆する特殊作戦部隊を描いた長編映画や、DCコミックスなどに携わったコミック・ライターのチャック・ディクソンによる同名小説をドラマ化する「Levon’s Trade(原題)」、同じくチャールズ・セーラーの著書を映像化する「Second Son(原題)」も製作する予定。「Second Son」は「Killing Eve(原題)」(2018)のロブ・ウィリアムズが脚本を執筆するという。

映画『Samaritan(原題)』の米国公開日は未定。なお今回報じられている作品群について、スタローンが『Samaritan』以外のどの作品に出演するのかはわかっていない。

Source: Deadline
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

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Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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