【これぞクールJAPAN】バンダイ、名将シリーズより侍スパイダーマン発売 外国人に自慢できるぞ!
突然ですけど、海外に暮らす外国人のお友達を訪ねるとき、または職場の同僚の外国人が帰国するとき、お土産や餞別は何を渡したらいいか迷ってしまうことってよくありますよね?
そんな機会にこそ最適なアイテムが、バンダイより発売になります。

その名も『侍スパイダーマン』2016年8月発売予定、税込み9504円!こちらはですね、もともと『名将MOVIE REALIZATION』として、2014年12月『侍大将ダースベイダー』を皮切りに『足軽ストームトルーパー』や『浪人ボバ・フェット』など、スターウォーズのキャラクターに、造形作家として名高い竹谷隆之氏(海洋堂の妖怪根付や未来忍者、鬼武者のデザインをした人と言えばお分かりでしょうか。造形の世界では説明不要の重鎮です)が、『和』のアレンジを施したフィギュアシリーズとして始まった『名将』ラインナップの期待の新商品として発表されました。
ただ、今回発売になるのは、スターウォーズのキャラクターではなく、『名将MANGA REALIZATION』第一弾としてスパイダーマンをアレンジした『侍スパイダーマン』です。そもそも、ダースベイダーやストームトルーパーは、そのオリジナルコンセプトの段階で、日本の戦国武将の甲冑具足をモチーフにしたと言われており、であるからこそ『和』のアレンジとの意外ともとれる親和性があったのですが、スパイダーマンのスーツは、そんな話はついぞ聞いたことがありません。スパイダーマンは、プロテクターつけませんしね。

しかし、発表されたサンプル写真を見ると、なんだかとても格好良く見えるじゃありませんか。さすが竹谷デザインおそるべし。赤い具足のほぼ全面を這う蜘蛛の巣を模した格子模様。胸に輝くスパイダーマーク。赤一色に見えるペイントも、背中側は本家スパイダーマンと同じくブルーが配色されており、ちゃんと『スパイディ』な感じがします。

アタッチメントとして付属する武器は、ウェブシューターとスパイダーウェブを見立てた鎖鉤というのも泣かせます(ちゃんと手首に付けられるみたいです)。スパイダーマンをアレンジするなら『侍』っていうより『忍者』の方が合っているのでは?なんてことが頭をよぎりますが、そんなどうでもいいことは置いておいて、こんな変わった玩具が企画発売されるのも日本ならでは。

ご興味のある方、もう予約は開始されていますので是非。
あと、追記として、この名将シリーズを手掛けている竹谷隆之氏の著書『漁師の角度』、こちらは氏の造形デザインがたっぷり堪能できる素晴らしい本ですので、こちらもお薦めです。