『ソウ』シリーズ第11作『Saw XI』米公開が1年延期に ─ 『クロウ/飛翔伝説』リブート版も2ヶ月の繰り下げ

米ライオンズゲートの人気ホラー『ソウ』シリーズ最新作『Saw XI(原題)』の米公開が2024年9月27日から2025年9月26日へ延期されたことが分かった。米Deadlineが報じている。
本作は、猟奇殺人鬼“ジグゾウ”による死のサバイバルゲームが人気を博した『ソウ』シリーズの第11弾。2023年に公開された10作目『Saw X』(日本未公開)から間を置くことなく、製作が発表されていた。
1年にも及ぶ延期の理由は、映画を「完璧にするために今も開発中である」ためと伝えられている。製作には、『ソウ』シリーズを手掛けてきたオーレン・クールズとマーク・バーグが続投する。
『Saw XI』の元々の公開日であった2024年9月27日には、同じくライオンズゲートが配給を担うハル・ベリー主演のサイコスリラー映画『Never Let Go(原題)』が公開されることが決定。『クロール -凶暴領域-』(2019)のアレクサンドル・アジャが監督、『フリー・ガイ』(2021)『アダム&アダム』(2022)のショーン・レヴィが製作を務める。
またライオンズゲートは、カルト的人気を誇る映画『クロウ/飛翔伝説』(1994)のリブート版『ザ・クロウ(原題:The Crow)』の米公開日を約2ヶ月半後ろ倒しにすることも発表。2024年6月7日から2024年8月23日へと移動することになった。同作では、オリジナル版でブランドン・リーが演じた主人公のエリック・ドレイヴン役を、『IT/イット』シリーズのペニーワイズ役などで知られるビル・スカルスガルドが引き継ぐ。
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Source:Deadline