アンナ・サワイ、ジョン・ボイエガ、ジョン・チョー、SFモンスターアニメ『スライム』出演決定 ─ ビデオゲーム風ディストピア

『スター・ウォーズ』続編3部作のジョン・ボイエガ、「SHOGUN 将軍」で高く評価されたアンナ・サワイ、『スター・トレック』シリーズやNetflixシリーズ「カウボーイ・ビバップ」のジョン・チョーが、SFモンスターアニメ映画『Slime(原題)』に声優として参加することがわかった。米Deadlineが報じている。
近未来を舞台にした『Slime』の主人公は、楽観的だが貧しい若い女性ムナ。報酬付きの臨床実験に応募した彼女は、謎の生物“スライム”を注射され、制御不能な破壊力を手に入れる。崩壊しかけたディストピアで、ムナは自分にスライムを注射した研究員グレンを拉致し、避難先と解毒法を求めて危険な逃亡劇を繰り広げる。タイムリミットが迫るなか、ムナは人類最悪の脅威となるのか、それとも思いがけない救世主となるのか──。
本作はアニメに着想を得た、ビデオゲーム風の美学を持つ、終末前の世界を描く“SFモンスター映画”と称されている。主人公ムナ役は『アイ・アム・レジェンド』(2007)のウィロー・スミス、グレン役はラッパーのキッド・カディ(本名:スコット・メスカディ)が演じ、キッド・カディは音楽も担当する。
ボイエガ、サワイ、チョーが演じる役どころは不明。そのほか、レオナルド・ディカプリオ主演&ポール・トーマス・アンダーソン監督『ワン・バトル・アフター・アナザー』でも話題のテヤナ・テイラーがボイスキャストに名を連ねた。
監督を務めるのは、これまでに数多くの短編映画を手がけ、サンダンス映画祭の受賞歴を持つアニメーター・監督のジェロン・ブラクストン。脚本は、アニメ「Sugar and Toys(原題)」(2019-2020)などを手がけたブライアン・アッシュが担当する。プロデューサーはキッド・カディ、スミス、アッシュ、『フライト・リスク』(2025)のアレックス・ルボヴィッチ、『Pearl パール』(2023)のカリーナ・マナシルほか。
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Source: Deadline