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シュワちゃん「自分だったら偉大な大統領になれた」 ─ 2024年米大統領選、「若い血が見つかるように」

Arnold Schwarzenegger
Photo by Governo do Estado de São Paulohttps://commons.wikimedia.org/wiki/File:Arnold_Schwarzenegger_%2833730956438%29.jpg

ハリウッドスターから米カリフォルニア州知事に転身し、確固たるリーダーシップを証明したアーノルド・シュワルツェネッガー。州知事就任当時、第2のロナルド・レーガンとして米大統領の道を歩むことを期待した人もいただろう。

しかし、シュワルツェネッガーは米大統領選への出馬資格を持たない。アメリカ合衆国憲法の定めるところでは、「大統領は米国で生まれた米国市民でなければならない」のだ。シュワルツェネッガーはオーストリア出身。19歳の時、アメリカへ移住した。

BBCでは、シュワルツェネッガーが大統領選出馬への資格を与えられていないことに対して、「私だったら、偉大な大統領になれたと感じています」と語っている。「私が成し遂げたことは全てアメリカのためにやったことです」と続け、政治家時代を振り返る。

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「アメリカは、私に多くの機会を与えてくれた。アメリカの人々も寄り添ってくれて、腕を広げて私を受け入れてくれた。自分の成功を止める人はいませんでした。唯一、出来なかったのは大統領への立候補です。不満を漏らすつもりはありませんよ。」

シュワルツェネッガーは、2003年にカリフォルニア州知事に立候補。見事当選し、レーガン以来2人目となる俳優出身の同州知事となった。就任直後は掲げた公約に対する具体的な政策の欠如が指摘されるなど、苦慮したこともあったが、2007年に発生した山火事ではリーダーシップを発揮したことで賞賛された。2011年まで、2期にわたって職務を全うした。

2024年にはアメリカ大統領選が控える中、出馬を表明したジョー・バイデン大統領は支持率の低迷に苦しんでいる。同じく出馬意向の前大統領ドナルド・トランプとの一騎討ちも現実味を帯びてくる中、シュワルツェネッガーはこう語っている。

「アメリカが若い血を見つけられることを願っています。40歳、50歳かそれより若い人々より、70代後半や80代前半の年寄りたちが言い争うのは変だなと思うんです。若い人間たちに、このとても素晴らしい職務のチャンスを与えましょうよ。」

ちなみに、シュワルツェネッガーは2023年6月、ジャーナリストからの「もし出馬資格が与えられていたら?」という質問に対し、「もちろん、出馬します」と答えていた。「考えるまでもなく、(2024年の)大統領選で勝つ未来がはっきりと見えますよ」。

Source:BBC,Variety

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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