シュワちゃん、手術失敗で死にかけていた ─ 目覚めると医者に「申し訳ありません、うまくいきませんでした」と告げられ

永遠のアクション・ヒーロー、アーノルド・シュワルツェネッガーが実生活であわや死の危機に瀕していたそうだ。事のあらましについて、シュワルツェネッガー本人がYouTubeにて明かしている。
初のTVシリーズ出演となったNetflix製作「FUBAR」での好演も話題のシュワルツェネッガー。レジェンド俳優としての功績を常に更新し続けているが、『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)の撮影開始直前に、3度目となる大動脈弁置換手術を受けていた。手術を終えて目を覚ますと、そこに医師たちが待ち構えていたという。
「恐ろしかったですよ。目を覚ましたら、前に医者たちがいて、こう告げられたんです。『申し訳ございません、うまくいきませんでした。非侵襲(生体を傷つけない)手術を予定していたはずが、失敗して心臓壁を突き破ってしまい、内出血を起こしてしまいました。あなたの命の無事のため、直ちに打ち明けなければなりません』と。」
大パニックを起こしそうなものだが、シュワちゃんは「つまり結論は、時間は巻き戻らないってことか」と極めて冷静沈着。「これは危機だ、私は危機の真っただ中にいるんだ。じゃあ今、どうやってここから抜け出すか?ギアチェンジするんだ。自分で自分を正す、ギアを替えるんだ」と映画の主人公さながらの判断をもって、「OK、今私がすべきことは、この病院から出ていくことだ」と考えたそう。
ベッドから抜け出し、歩行器を頼りながら歩き始めたシュワちゃん。仲間たちに毎日病院に応援に来てもらい、歩数をカウントしてもらいながら歩く練習を進めていったそうだ。「廊下をよたよたを歩く様は間抜けに見えた」と振り返っているが、医師からは「肺を鍛えなければいけません。肺炎になったら死んでしまうから」と激励も受けた。
3か月後には『ニュー・フェイト』の撮影が開始されるため、体作りのトレーニングを開始する必要もあった。とにかく少しでも早く病院を出ねばという必死の想いで臨んだ結果、無事退院することができ、予定通り撮影にも入れたようだ。驚異的なリカバリーの速さと、強靭なメンタリティに驚愕するばかりだ。
シュワちゃんはこの一件を「前向きに取り組んだからこそ辿り着くことができた」と省みるも、「サポートしてくれるシステムがあったからこそ。自分1人で出来たことは何もありません」と周囲への感謝を示している。
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Source:YThe Punp