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タイ洞窟救出劇の映画化、新たな映画会社が参戦 ─ 監督も決定でタイ最高幹部と協議へ

タイ洞窟救助 映画化
Tham Luang Rescue Operation Center via Bestimage / 写真:ゼータイメージ

タイ北部チェンライ県のタムルアン洞窟に2週間以上閉じ込められていた地元サッカーチームの少年とコーチの13人全員が救出された作戦を映画化する動きをめぐって、早くも複数の映画製作会社が争奪戦を繰り広げている。DeadlineVarietyなどが伝えた。

映画化の関心を最初に示していたのは、米ビデオ・オン・デマンド・サービスのPure Flix Entertainment社。この共同創業者マイケル・スコット氏は事件が発生したタイには日常的に滞在しており、事件発生時も現場に駆けつけて救助支援にあたっていた。スコット氏の妻は、ボランティアとして救助に参加して亡くなった元タイ海軍のサマン・グナン氏と幼馴染の仲だったという。現地時間7月10日の時点で、既に映画化に向けて関係者に当たっていると伝えられていた

ここに現れたのは、米国のほか香港やシンガポールにもオフィスを構え、アジアの観客に目を向けるIvanhoe Pictures社だ。同社は、中国系アメリカ人中心のコメディドラマ『Crazy Rich Asians(原題)』(2018)や、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(2016)などで知られるジョン・M・チュウ監督を起用した映画化の意向を発表。既にタイの最高幹部と国レベルでの協議を進めていると報じられている。

チュウ監督は、自身のTwitter上で映画化に向けた意気込みを明かしている。

「タイ洞窟救出劇の映画化は、ハリウッドのホワイトウォッシング(編注:物語やキャストを白人中心を置き換えること)にさせない!それはありえないし、そんなものは観ない。断固として許さない。この物語は、人が人を助ける美しいものなんだ。だから、正当かつ敬意を込めてアプローチするべき。」

実際に起きた人民救出劇を数年以内に映画化した前例としては、『チリ33人 希望の軌跡』などがある。同作は、2010年に発生した「コピアポオウザン落盤事故」を、アントニオ・バンデラス主演で2015年に実写映画化したもの。

Source:Deadline,Variety

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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