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【1分で分かる】映画『セルフ/レス 覚醒した記憶』クイック・チェック

『デッドプール』の大ヒットによって、ブレイクスルーを果たし、いよいよトップスターとなったライアン・レイノルズの日本最新作『セルフ/レス 覚醒した記憶』。

死期の迫った大富豪ダミアン(ベン・キングスレー)は若い体に記憶を移植する手術を受け、新たな人生を謳歌する。が、何者でもないと思われた若い肉体の持ち主(ライアン・レイノルズ)の正体を知るに至って、移植を指揮するオルブライト(マシュー・グード)に追われることに。

ターセム・シンが魅せる欠かせぬパーツを失った中で見せた新機軸!

監督は映像派のさらに上をいく映像“美”派のターセム・シン。壁一面の紫色のカーテンが実はマントだったという衝撃的なショットを見せた監督デビュー作『ザ・セル』だ。

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世界遺産を含む24か国で撮影した、黎明期の映画人への敬意を込めた『ザ・フォール落下の王国』。10147595692

ギリシャ神話をもとにした『インモータルズ-神々の闘い-』、ジュリア・ロバーツが悪役を演じた『白雪姫と鏡の嬢王』。

豪華絢爛で己の美意識を際限なく再現し続ける男。しかし、今作からはその映像美を支えた日本人デザイナー石岡瑛子(コッポラの『ドラキュラ』の衣装デザインでオスカー受賞、12年病没)が不在ということで、ガラッと映画のスタイル、世界観、ストーリーテリング変えて新機軸を見せる。

結果として『ザ・セル』の現実パートを熟成させたようなスピードとアクションのあるエンターテインメントに仕上げてきた。ちょっと今までの作風と違い過ぎないかと心配もしたものの、それは徒労に終わった。

主役がとにかく今“勢い”で溢れているライアン・レイノルズということもあって、映画全体の箔が数段上に見える。記憶の移植を行う極秘の研究所の内装など見ると相変わらずの美意識・美的感覚も堪能できるだろう。

悪役のマシュー・グード(『ウォッチメン』のオジマンディアス)も見事なハマリっぷり。
大作ラッシュが一息つく9月の頭にツボ抑えたキャストと監督の持つ世界観にはまったストーリー。秋の一本目の価値あり!

Eyecatch Image:http://www.ew.com/article/2015/07/04/selfless-ew-review

Writer

OsoneRampo≒村松健太郎
OsoneRampo≒村松健太郎村松 健太郎

≒村松健太郎。脳梗塞との付き合いも10年目。 映画祭の審査員、映画学校を手伝い。シネマズBY松竹にて執筆も。 映画を広げるのに便利な舞台とか本とかも・・・・。黒手袋て杖をついていれば私です、

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