コリン・ファレル、新DC映画『サージェント・ロック』主演交渉中 ─ 『ザ・バットマン』ペンギン役と並行して演じる

既に『THE BATMAN-ザ・バットマン-』「THE PENGUIN -ザ・ペンギン-」で現行のDC作品に出演しているコリン・ファレルが、また別のDC新作映画企画『サージェント・ロック(原題:Sgt. Rock)』にて主演を務める見込みであることがわかった。現在、出演交渉中であると米Deadlineが報じた。
『サージェント・ロック』は1959年にコミックで初登場した、第二次世界大戦を戦ったフランクリン・ジョンロック軍曹を描く戦争アクション映画。監督は『君の名前で僕を呼んで』(2017)『チャレンジャーズ』(2024)のルカ・グァダニーノが務める。
もともとジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグが主演に内定しており、『クィア』グァダニーノ監督との連続タッグが注目されていたが、後にクレイグが離脱。ファレルはその後継となる。
ファレルは『THE BATMAN-ザ・バットマン-』「THE PENGUIN -ザ・ペンギン-」でペンギン/オズワルド・コブ役を好演。『ザ・バットマン』は2027年に続編が予定されており、ファレルはゴールデングローブ賞男優賞も獲得したスピンオフドラマ「ザ・ペンギン」のシーズン2にも意欲を見せていた。

ペンギンの世界は別世界「DCエルスワールド」と区分されており、『サージェント・ロック』の世界とは交差しない。ペンギン役のファレルは特殊メイクによって別人のような姿となっているが、現行の映画シリーズで一人の役者が二つの主役を演じるのは異例だ。
ファレルの起用意向からわかるように、DCスタジオとワーナー・ブラザースは、『サージェント・ロック』をコミック映画とはみなしていない。DCユニバースに由来する作品というより、ストレートな戦争映画として独立した物語に仕上げるつもりだろう。
『サージェント・ロック』は2025年夏よりイギリスにて撮影予定。脚本は『クィア』『チャレンジャーズ』のジャスティン・クリツケスが執筆した。一方、『ザ・バットマン』の続編は2025年末に撮影開始見込み。
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Source:Deadline



























