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『シャン・チー』キャスト・吹替声優・キャラ情報まとめ ─ マーベル・スタジオ新時代のヒーロー登場

シャン・チー/テン・リングスの伝説
©Marvel Studios 2021

マーベル・シネマティック・ユニバース最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が、2021年9月3日より日米同時公開となった。

シャン・チーという、これまであまり知られていなかったキャラクターの映画化でもありつつ、メインキャストも新顔が務めている。トニー・レオンやミシェル・ヨーといったアジアの名優が出演する一方で、主役のシム・リウ、その妹役のメンガー・チャンは本作が本格出演デビューだ。その顔ぶれをチェックしてみよう。

シャン・チー

幼い頃に母を亡くし、子供の頃から父による厳しい修行を受け、暗殺者として育てられるが、優しすぎる性格から自ら闘うことを禁じ、父のもとから逃げ出してアメリカへ渡る。ショーンと名前を変えてホテルマンとして生活していたが、悪に染まった父の陰謀に巻き込まれ、自らの運命と向き合うことになる。

シャン・チー/テン・リングスの伝説
©Marvel Studios 2021

シム・リウ

1989年、中国生まれ。カナダで育った。中国名は刘思慕。『シャン・チー』が本格的な映画デビュー作となる。もともとは、ドラマ「NIKITA/ニキータ」や映画『パシフィック・リム』(2013)などで、エキストラや小さな役で出演していたほか、フリー素材もモデルも行っていた。『シャン・チー』での主演抜擢は、2014年に自身のTwitterで「ヘイ、マーベル。キャプテン・アメリカとソーは素晴らしかった。次はアジアン・アメリカン・ヒーローはどう?」とつぶやいたことがきっかけのひとつとも言われる。この時のツイートにリウは、2019年7月に「LOL」(※笑 の意味)と自己リプライしている。今後は、アニメ「スター・ウォーズ:ヴィジョンズ」のエピソードのひとつ「九人目のジェダイ」で声の出演も控える。

 吹替版声優 細谷佳正

アニメでは「テニスの王子様」白石蔵ノ介役、「進撃の巨人」ライナー・ブラウン役、「僕のヒーローアカデミア」常闇踏陰役など幅広く活躍。洋画吹替では、『ダイバージェント』シリーズのアンセル・エルゴートや、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)のシャイア・ラブーフ、『ジャスティス・リーグ』(2017)のエズラ・ミラーなどを担当している。

シュー・ウェンウー

シャン・チーの父。マーベル・シネマティック・ユニバースの始まりの頃からずっと影に潜んでいた組織テン・リングスのリーダー。悪に染まり、伝説の腕輪テン・リングスを操って世界を脅かそうとする。

シャン・チー/テン・リングスの伝説
©Marvel Studios 2021

トニー・レオン

1962年、香港出身。テレビ作品を中心に活躍した後、1983年頃より映画界での活動も開始した。スタンリー・クワン『地下情 追いつめられた殺意』(1986)で注目を集め、ホウ・シャオシェン『悲情城市』(1989)、ジョン・ウー『ワイルド・ブリット』(1990)、ウォン・カーワァイ『欲望の翼』(1990)など、錚々たる監督の作品に相次いで出演を重ねていく。ウォン・カーワァイとはほか、『恋する惑星』(1994)『楽園の瑕』(1994)『花様年華』(2000)『2046』(2004)、そして『グランド・マスター』(2013)でも仕事を共にした。そのほかの代表作は、チャン・イーモウ『HERO』(2002)、ジョン・ウー『レッドクリフ』(2008)、アンドリュー・ラウ&アラン・マック『インファナル・フェア』(2002)など。まさに香港が世界に誇る名優だ。

 吹替版声優 山路和弘

ジェイソン・ステイサムをはじめ、アル・パチーノ、アレック・ボールドウィン、アントニア・バンデラス、ウィレム・デフォー、ケヴィン・ベーコン、ヒュー・ジャックマンらハリウッドスターをはじめ、トニー・レオンやソン・ガンホ、キム・ユンソクなどアジアンスターたちの吹替を務めてきた。アニメ声優としては、『ONE PIECE』『進撃の巨人』などに参加している。もともとキャリアは俳優として開始しており、いまも映画・舞台への出演を続けている。

ケイティ

シャン・チーにとって最も付き合いの長い友人で、良き理解者。自由な精神を持ち、とても誠実。シャン・チーがテン・リングスを相手に戦う旅に自ら同行し、たくましい相棒となる。

シャン・チー/テン・リングスの伝説
©Marvel Studios 2021

オークワフィナ

1988年、米ニューヨーク出身。本名はノーラ・ラム。自身が制作したラップ曲「My Vag」のミュージック・ビデオをYouTubeに投稿し、注目を集める。役者デビューは、セス・ローゲン主演のコメディ映画『ネイバーズ2』(2016)。以降、「Mary + Jane(原題)」(2016)「Future Man(原題)」(2017-2020)など、ドラマ作品への出演を重ねたのち、オリビア・ミルチ監督作『エンド・オブ・ハイスクール』(2018)で長編映画デビューを果たした。2018年に『オーシャンズ8』でさらなる注目を浴びる。その後は、『クレイジー・リッチ!』(2018)や『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019)でハリウッドの名だたるスターと肩を並べ、個性派、実力派としての地位を確立した。そして、ルル・ワン監督作『フェアウェル』で2020年ゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得。アジア系女優初の快挙を果たした。最新作『シャン・チー』を経て、今後はディズニーの実写映画版『リトル・マーメイド』への出演を控えている。

吹替版声優 ニケライ ファラナーゼ

映画吹替では、『ジャスティス・リーグ』(2017)や『ラスト・ムービースター』(2017)『アリー/スター誕生』(2018)『グリーンブック』(2018)などに参加。ドラマ作品では、「ナチ・ハンターズ」(2020-)「スタートレック:ディスカバリー」(2017-)などに出演するなど、期待の若手声優だ。アニメ声優・舞台俳優としても活動している。

シャーリン

シャン・チーの妹。シャン・チーがアメリカに渡ってから、自ら守るために武術を身につけ、孤高の生活を築いてきた。疎遠になっていた兄と再会し、テン・リングスを相手に戦う兄と共に立ち向かうべきか迷っている。

シャン・チー/テン・リングスの伝説
©Marvel Studios 2021

メンガー・チャン

1987年、中国生まれ。本作『シャン・チー』が映画デビューとなる。劇中でのアクションのため、4ヶ月のスタント訓練を経て撮影に挑んだ。

内田真礼

女優やグラビアモデルとしても活動。アニメ「約束のネバーランド」ノーマン役や、「アイドルマスター」神崎蘭子役などで知られる。『DUNE/デューン 砂の惑星』ではゼンデイヤの役も担当する。

イン・ナン

シャン・チー/テン・リングスの伝説
©Marvel Studios 2021

ミシェル・ヨー 

1962年、マレーシア・ペラ州出身。サモ・ハン・キンポー『デブゴンの快盗紳士録』(1984)で映画初出演を飾った。1988年に結婚を機に役者を一時引退したが、3年後に離婚し、『ポリス・ストーリー』(1992)で復帰。以降、『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)のボンドガール役をはじめ、アン・リー『グリーン・デスティニー』(2000)、ロブ・マーシャル『SAYURI』(2005)、ロブ・コーエン『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(2008)など話題作に次々と出演する。そのほかの出演作は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2017)『クレイジーリッチ!』(2018)『ラスト・クリスマス』(2019)『コンティニュー』(2021)といった映画作品のほか、ドラマ「スタートレック:ディスカバリー」(2017-)など。アジアだけでなくハリウッドでも大活躍しており、『アバター』続編などが今後の作品として待機中だ。

吹替版声優 塩田朋子

吹替俳優としてはミシェル・ヨーをはじめ、メリル・ストリープ、フランシス・マクドーマンド、ダイアン・レイン、シガニー・ウィーバー、エマ・トンプソン、グレン・クローズなどをメインに担当。また舞台役者として活躍している。

ウォン

ドクター・ストレンジを導く、守護者的存在。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)では、ストレンジと共に魔術を操ってサノス戦に挑んだ。

ベネディクト・ウォン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28352092910/

ベネディクト・ウォン

1971年生まれの香港系俳優。イギリス・マンチェスター出身。『ドクター・ストレンジ』(2016)ウォン役での再登場となる。いくつかのテレビドラマに出演した後、2000年の『キス★キス★バン★バン』で映画デビュー。『プロメテウス』(2012)『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(2013)などの後、『ドクター・ストレンジ』で知名度が急上昇。『ジェミニマン』(2019)のほか、『わんわん物語』(2019)『ラーヤと竜の王国』(2021)にも声の出演を果たす。『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』への出演も控えている。

レーザーフィスト

悪の組織テン・リングスの一員。屈強な肉体と、ブレード化する右腕でシャン・チーを襲う。

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
©Marvel Studios 2021

フロリアン・ムンテアヌ

1990年生まれ。「Big Nasty」のリングネームで知られる元ヘビー級ボクサー。映画『クリード 炎の宿敵』では、イワン・ドラゴの息子ヴィクター・ドラゴ役で俳優デビュー。『シャン・チー』が長編映画2作目となる。今後は、クリス・パイン主演『バイオレンス・オブ・アクション(原題:Violence of Action)』や、人気ゲームの実写映画版『Borderlands(原題)』への出演を控える。

映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は2021年9月3日公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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