実力に申し分なし!アツい俳優シャイア・ラブーフの演技に酔いしれる出演作BEST5

2017年2月25日に『マン・ダウン 戦士の約束』という映画が公開となる。
本作の主演俳優は、シャイア・ラブーフだ。

http://www.imdb.com/name/nm0479471/mediaviewer/rm104853248?ref_=nmmi_mi_all_evt_204

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スティーヴン・スピルバーグ製作、マイケル・ベイ監督による超大作『トランスフォーマー』シリーズで世界的にブレイクを果たし、”スピルバーグの秘蔵っ子”とまで言われていた俳優である。
しかし、ここ数年はプライベートでの度重なる奇行から”お騒がせ俳優”としてのイメージが映画ファンの間では定着してしまっているのも事実…。


筆者はシャイアのことをデビュー当時から見守ってきており、彼に対する思い入れというのは人一倍強いと自負できる自信がある。
なので映画ファンの間でシャイア・ラブーフという俳優に対して、間違ったイメージが定着してしまっているのが、とにかく悲しく、彼を批判するような言葉を見る度に胸がはち切れそうになる。
実際に筆者はシャイアとは『トランスフォーマー/リベンジ』の日本公開時に面識を持った経緯があり、彼の快い対応にはしばし感銘を受けた思い出がある。
それだけ人間としてもとても出来た人であり、性格もとにかくナイスガイであった。

度重なる奇行から、あまり良いイメージを持っていないという映画ファンの為にも、シャイア・ラブーフの持つ魅力を知ってもらうという願いも込めて、彼の俳優としての実力がハッキリとわかる出演作をランキング形式で紹介していこうと思う。

5位『ニューヨーク、アイラブユー』

http://www.imdb.com/name/nm0479471/mediaviewer/rm2771683584?ref_=nmmi_mi_all_sf_117

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ニューヨークを舞台に11人の監督が描き出す愛の物語。
シャイアは『サハラに舞う羽根』のシェカール・カプール監督、『コールド マウンテン』のアンソニー・ミンゲラ脚本による作品に出演。
足腰に障害を抱えるホテルマンを演じている。
外国訛りの英語アクセントを話し、終始、これまでのイメージとは違う表情を魅せるのだ。
何より本作は、映画界を代表する名匠で、並み居る名優達がこぞって一緒に仕事をしたがったというアンソニー・ミンゲラの遺作ということもあり、それほどまでの作品に出演し、好演を魅せる彼を誇らしく感じる次第である。

4位『ディスタービア』

http://www.imdb.com/name/nm0479471/mediaviewer/rm2283834368?ref_=nmmi_mi_all_sf_82

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事故で父親を亡くし自暴自棄になってしまったケールは、ある日、スペイン語の教師を殴ってしまったことから、3か月の自宅軟禁に。退屈しのぎに始めた、ご近所観察を楽しむが・・・。

”現代の『裏窓』”とまで称される現実味とスリルに満ちた傑作スリラー。
シャイアが得意とする物語をスリリングに伝える”追い込まれ型”の演技と随所に持前のコメディセンスを発揮しており、彼だからこそ、本作が魅力的なスリラーに仕上がったと言っても過言ではない。

3位『マン・ダウン 戦士の約束』

http://www.imdb.com/title/tt2461520/mediaviewer/rm1797194240?ref_=ttmi_mi_all_sf_24

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愛する者を守ること。ただそれだけが、男の願いだった―。
妻と息子を残し、アフガニスタンへと赴任した海兵隊員ガブリエルは、戦地での任務を終え、故郷へと帰還した。
ところが故郷の姿は、以前とは変り果て、家族の姿もそこには無かった・・・。

祖国の為に戦地へと向かい、心に傷を負って帰還してくる兵士が後を絶たない今日のアメリカが抱える社会問題を浮き彫りにした意欲作。
本作の前に『フューリー』という戦争映画に出演したことが非常に活きた演技を魅せており、役作りで自らの顔につけた傷跡がリアルさを醸し出し、主人公が体験した戦場のリアル、心に負ってしまった傷跡・・・これがシャイアの目や仕草からハッキリと伝わってくる。
この作品を観れば、いかにシャイア・ラブーフという俳優が素晴らしい俳優なのかということを再確認できること間違いないだろう。
余談だが、本作は彼にとって初めての父親役だったのだが、しっかりと父親業をこなしており、その辺りにも魅力を感じた。

ラスト7分46秒が圧巻の本作は2017年2月25日より全国公開だ。

2位『おとぼけスティーブンス一家』

http://www.imdb.com/title/tt0206511/mediaviewer/rm28096000?ref_=tt_ov_i

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2000年~2003年までディズニー・チャンネルにて放送されていた、ドラマ・シリーズ。
父は弁護士、母は議員、兄はスポーツの天才、姉は誰もが認める秀才という優秀な一家に生まれついたルイスを主人公に彼が持つ唯一の才能であるイタズラによって繰り広げられるドタバタを描いた痛快コメディ。
この問題児 ルイスを演じるのが、シャイアだ。
『トランスフォーマー』での彼を知っている人ならわかると思うのだが、彼は並外れたコメディセンスを有している。
それが彼の最も特出した才能であり、その才能が存分に活かされているのが本作である。
まだデビュー間もないあどけない表情のシャイアを堪能できる仕様になっており、後に映画化もされたほどの人気作だった。

1位『マイ・ブラザー・エディ』

http://www.imdb.com/title/tt0296251/mediaviewer/rm2284314624?ref_=tt_ov_i

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発達障害の双子の弟を持つトゥルーは、弟のエディばかりが特別扱いされる生活にうんざりしていたが、エディがより生活しやすい環境を作りたいと思っていた。そんな時、TVに出たいトゥルーの元に、番組制作のチャンスが巡ってくる・・・。

シャイア・ラブーフという俳優をただのお騒がせ俳優と思っているファンは非常に多いと思う。
しかし本作での彼の名演を観れば、その印象はガラリと変わるだろう。
『ギルバート・グレイプ』でのレオナルド・ディカプリオなど、発達障害を抱える役柄を演じ、高い評価を得てきた俳優は数多くいるが、その誰をも凌駕する見事な演技を魅せるのが、本作のシャイアだ。
動作や目の動きなど細部にまで徹底的に役になりきっており、言葉が出ないほどの感動を与えてくる。
もはやこれは演技ではなく、そこにエディとして存在していると言えるのだ。
故に筆者がシャイア・ラブーフ出演作の中で最も推すのが本作なのである。

ランキング総評

ここまでBEST5という形で出演作をランク付けしてきたが、惜しくもランキング入りを逃してしまった甲乙付け難い作品が数多く存在する。
役柄ごとに表情を変え、ひたすら役になりきる。それが、彼の持つ才能と言えるのだ。
幼き頃よりスタンダップコメディアンとして活動し、俳優を志すようになったあの時から、彼は人々を感動させるという目的を常に持ち、自身の仕事に誇りを持っている。
今後も彼には独自の路線を貫き、芸術性の高い良作を数多く作り続けてほしい。

確かにシャイアはプライベートでは少々問題を抱えているかもしれない。しかし、それだけで彼の実力や人間性を否定するのは間違いである。
人間誰しもが間違いを犯すし、ましてや俳優という人々の注目を集める職業であれば、小さなことで話題に上がってしまう。
だからこそお手本になれと言われればそれまでだが、その経験を役に活かしているように見受けられる部分もある。
出来れば、そのようなニュースを見かけた時には批判をする前に、今一度彼の持つ才能を思い出してほしい。

彼ほどの才能に溢れた若手俳優は、ハリウッドのどこを見回してもいないのだから。

Eyecatch Image:http://www.imdb.com/title/tt2461520/mediaviewer/rm1797194240?ref_=ttmi_mi_all_sf_24

About the author

映画・海外ドラマライター。

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