「SHOGUN 将軍」名シーンを主要キャスト5人が振り返る ─ 伝説の第8話、「このために参加した」と広松役の西岡徳馬

ついにフィナーレを迎え、圧巻の結末に大きな注目が集まっている戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」より、主演の真田広之をはじめとするキャストが名シーンを振り返る特別映像が到着した。
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本作でハリウッド作品初主演&プロデューサーを務めた真田は、“日本の文化を正しく世界に紹介したい”という熱い想いのもと、日本の実力派俳優陣と、時代劇経験が豊富な専門家たちを揃える事を条件に本作に参加。懐かしみながら映像を見る真田は「丸ごと漁村を作ったスケール感の中で芝居ができることに喜びを感じていた」と振り返り、ハリウッドならではの壮大なセットで演技ができたことに感慨深い様子だ。衣装やセット、所作まで細かなところまでこだわり抜き、監督と話し合いながら様々なアイデアを投入したという真田のこだわりが光るシーンとなっている。
アンナ・サワイは自身が演じる戸田鞠子が宿命を背負う中で、敵の軍勢を前に薙刀1本で戦う姿をみて思わず涙。薙刀が折れ、歯も欠けてしまうほど全身全霊で撮影に挑んだという。そんなアンナの熱い気持ちがあったからこそ鞠子の力みなぎるシーンが完成した。
さらに平岳大は、虎永と対峙する石堂和成役の緊張感溢れるシーンが実は撮影初日だったという驚きのエピソードを披露。二階堂ふみは、本音と建前が入り混じる鞠子と落葉の方による会話を前に佇む按針について振り返りながら、予想外のことが起きる現場の面白さや演技へのこだわりを語っている。
そして窮地に陥り大坂へ降伏の意を伝える吉井虎永を長年支えてきた忠臣・戸田広松役の西岡徳馬は、“伝説”と話題になった第8話のシーンを感慨深い様子で振り返る。「このシーンをやるために僕はこの作品に参加したと思っていますし、真田もそう思っていた」と語っており、2人とも待ちに待ったシーンだったのだとか。「朝会ったとき、德馬さん、いよいよあのシーンがきました」と真田から声をかけられたそうで、撮影に1日中かかったという命を懸けた対話は観客を釘付けにした。真田と西岡が阿吽の呼吸で演じ切るとその場にいた全員が涙したという。“日本の武士道スピリットをこのドラマでみせよう”と固く誓い合って撮影に挑み、その場にいた人たちが涙するほどの真田と西岡による熱演は見逃せない。
ハリウッドのジャスティン・マークスら一流スタッフ陣と主演・プロデューサーを務めた真田広之がタッグを組み、“日本の魂”を本気で描く戦国スペクタクル・ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」。日米の一流キャスト&スタッフが細部まで思いを込めて実現した、戦国時代に生きる人たちの壮絶な生き様や死に様、“将軍”の座を賭けた壮大な謀り事(はかりごと)、日本文化の美しくリアルな描写に世界が魅了され、空前の大ヒットを記録している。
「SHOGUN 将軍」はディズニープラスの「スター」で全話独占配信中。
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