「SHOGUN 将軍」藤役 穂志もえか&菊役 向里祐香「日本に帰国してから仲良しに」 ─ 撮影裏話トーク、将来はマーベル作品が夢

──ご自身が出ているかどうかに関わらず、全10話の中で一番お気に入りのシーンは?
向里:いっぱいありますね……。あえて挙げるなら、私の茶屋で、お母様(=吟)が虎永様に会いに行って、「線香一本分」の交渉をするところ。あそこのシーンは、すごく心理戦。力ではもちろん虎永様の方が上なんですけど、あの瞬間は吟さんが勝ってたなと。全然上手(うわて)だった。それは、宮本裕子さんの芝居力も含めて、「あぁ、さすがお母様!」と思いました。

穂志:劇的じゃないようなところが、ふと浮かびます。第1話の真田さんと德馬さんの、虎永と広松のやりとりで、「わしにつくなど道を誤ったな、広松」「幾度 かように思うたことか」というシーン。あそこでシビれまくって。あのショットの二人の説得力というか……、もう、このドラマは勝った!と思いました(笑)。この二人がいれば大丈夫だって。
──「SHOGUN 将軍」をきっかけに、また海外作品に挑戦してみたいですか?
二人:はい。
──向里さんはマーベルがお好きなんですよね。マーベル作品に出演してみたい?
向里:大好きです!出たいですね……!マーベルはね!
穂志:ずっと言ってるもんね。出れると思う。持ってるものもだし、好きなものに対する熱量もすごいし、お芝居もできるし。私もずっと言ってます。出れるんじゃない?って(笑)
向里:出たいですね……。頑張ります。
──好きなマーベル・キャラクターは?
向里:ムーンナイト!それまではサノスが好きだったんですけど、ドラマ「ムーンナイト」を観てから、オスカー・アイザックさんの芝居も込みで。すごい……って。

──もしマーベル作品に出演できるとしたら、どんな役を演じたい?
向里:名前を忘れちゃったんですけど、マーベル・コミックに、刀を扱う女性キャラクターがいるんです。黒髪を一つ結びにしていて、着物みたいなのを着ていて、ヤクザみたいな。是非演じてみたい!
──穂志さん、海外の業界記事では、エミー賞候補とされていますね。
穂志:この作品が本当に話題になっているということの表れだと思います。私は無名ですし、劇中では英語も喋っていない。それでも候補にしていただけて、すごくフェアな世界だなとも思います。本当にありがたいことですけど、私一人じゃ何もできなかったので、私が共演者やスタッフさんに恵まれたということが、形として出ているだけかなと。

「SHOGUN 将軍」はディズニープラス「スター」にて独占配信中。
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