Menu
(0)

Search

『シュレック5』が進行中、ドンキーのスピンオフ案も ─ オリジナル声優陣が出演交渉中

シュレック
© Paramount Pictures 写真:ゼータ イメージ

人気アニメ映画『シュレック』シリーズ5作目の企画が進行中だ。新たにわかったところによると、シュレックの仲間であるロバのドンキーを主人公にしたスピンオフ映画のアイデアも浮上しているようだ。

『シュレック』は、見かけは恐いが心優しい怪物シュレックが、ドンキーやフィオナ姫、長ぐつをはいたネコたちと繰り広げる冒険をコミカルに描くシリーズ。2001年に公開されたオリジナル版皮切りに、『シュレック2』(2004)『シュレック3』(2007)『シュレック フォーエバー』(2010)が公開された。

リブート版『シュレック』については、2018年11月にも、『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズなどを手がけた米イルミネーション・エンターテインメントが製作を担当すると報じられていた。

このたび米Varietyのインタビューに応じたイルミネーションの創設者・CEOであり、ドリームワークス・アニメーションのクリエイティブ・パートナーの役割も果たすクリス・メレダンドリは『シュレック』のリブートについて言及。「全く新しい場所へ連れて行くストーリーの要素や、新しいキャラクターを構築することに懸命に努めていて、オリジナルキャストはその大きな部分を担っています」と述べ、オリジナルシリーズの声優陣の復帰を強く望んでいると発言。すでに声優陣との交渉は順調に進んでいるという。

オリジナルシリーズでは、シュレック役でマイク・マイヤーズ、フィオナ姫役でキャメロン・ディアス、ドンキー役でエディ・マーフィ、長くつをはいたネコ役でアントニオ・バンデラスが声を担当した。日本語吹替版では、濱田雅功(ダウンタウンの浜田雅功)が関西弁でシュレック役を務めたことも話題となった。

またメレダンドリは、『長ぐつをはいたネコ』(2011)のリブート続編映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』(2022)の大ヒットを受け、ドンキー役のマーフィが発した「ドンキーのスピンオフ映画を製作するべき」との言葉にも触れている。マーフィのコメントを記事で読んで「興奮した」という同氏は、「それは、彼がドリームワークスのアーティストたちと共に作り上げた役に対する、強い熱意の表れです。そのコメントを見てとてもワクワクしました」とコメント。「長くつをはいたネコのように、ドンキーも単独で映画を支えられるキャラクターだと思いますか?」との質問には「疑いようがありません」と回答し、前向きな姿勢を示した。

『シュレック』第5作は2019年に公開される予定だったが、紆余曲折あってリブート企画へと変更され、そのプロジェクトがついに本格的に動き出しつつある模様。マーフィ演じるドンキーのスピンオフ映画も実現するだろうか。『シュレック』シリーズにまつわる情報に注視しておきたい。

Source:Variety

Writer

アバター画像
Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly