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M・ナイト・シャマランがワーナー移籍、新作映画『トラップ』を発表

M・ナイト・シャマラン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/26104120186/

サスペンス映画『シックス・センス』(1999)の衝撃的なラストで世界中を震撼させ、型にはまらないスタイルで映画作りに挑み続けるM・ナイト・シャマランが、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズと複数年にわたるファーストルック契約を結んだことが明らかとなった。新作ラインナップも判明している。米Varietyが報じた。

このニュースは、2023年2月16日(米国時間)にワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループ(WBPG)の共同会長兼CEOのマイケル・デ・ルカとパム・アブディによって発表されたもの。シャマランは次のような声明を出している。

「脚本を執筆して監督をする場所が、私のホームです。ディズニーとユニバーサルは、これまでに私が映画のほとんどを作ってきた場所であり、常に私にとってホームでありファミリーでもあります。ワーナー・ブラザーズには映画の輝かしい歴史があります。最近の経験を通じて、同社は映画製作者と劇場体験の影響力に対して、愛と感謝の念を再び見い出しています。映画が劇場で成功すれば、私たち全員が得るものがあるのです。これから何年にもわたり、デヴィッド・ザスラフ、マイケル・デ・ルカ、パム・アブディは、ユニークな映画製作者と世界中の映画館を満員にするために献身して下さると信じています。」

新しい契約のもと、シャマランと、フィラデルフィアを拠点とする監督のプロダクション会社Blinding Edge Picturesは、WBPGの製作部門であるワーナー・ブラザース・ピクチャーズとニュー・ライン・シネマ傘下で、シャマランが製作または監督するオリジナル・プロジェクトを開発することになる。

そのラインナップには、シャマランが監督を務める新作映画『トラップ(原題)』があり、2024年8月2日に米国公開の見込み。また、監督の娘であるイシャナ・ナイト・シャマランの監督デビュー作となる『The Watchers(原題)』は2023年内に撮影開始となり、2024年6月7日の米国公開予定となる。イシャナは、シャマラン監督の『オールド』(2021)、「サーヴァント ターナー家の子守」(2019‐)の製作にも参加している。

シャマランのファーストルック契約についてデ・ルカとアブディは、以下のように発表している。

「ナイトは、彼の世代で最もアイコニックで影響力のある監督の一人であり、あらゆる意味で作家でもあります。『シックス・センス』から『スプリット』、そして最新のホラー映画『ノック 終末の訪問者』に至るまで、彼はその名前だけで大胆で特異なビジョン、説得力のあるオリジナル・ストーリーテリング、そして挑発的で驚きに満ちた全くユニークな体験を劇場で約束してくれる、現代映画における数少ない監督の一人です。彼をワーナー・ブラザース・ファミリーに迎えられることはこの上ない喜びであり、ナイトとBlinding Edgeの全チームとのエキサイティングなコラボレーションを楽しみにしています。」

ワーナー・ブラザース・ピクチャーズとの新契約でM・ナイト・シャマランが、どんな作品で観客を驚かせてくれるのか楽しみに待とう。

Source:Variety

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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