マッツ・ミケルセン、北極アクションスリラー映画主演決定 ─ 凍てつく海岸線の犬ぞりパトロール隊を描く

『ドクター・ストレンジ』(2016)『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)などで、世界を又にかけて活躍するマッツ・ミケルセン。「北欧の至宝」との異名を誇るミケルセンが極寒地へ戻り、グリーンランドを舞台に、実在の特殊部隊に着想を得た北極圏アクションスリラー『Sirius(原題)』に主演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
『Sirius』は、 「グリーンランドの約1万3,000キロに及ぶ、凍てつく海岸線の防衛を任された実在のデンマーク特殊部隊、シリウス・パトロールにインスパイアされた手に汗握る北極圏アクションスリラー」と称されている。ミケルセンが演じるキャラクターの詳細は明かされていないが、シリウス・パトロールの隊員を演じるものと思われる。このパトロール隊は犬ぞりで移動するため、マッツと犬の交流も見られることになるかもしれない。
メガホンをとるリー・スミスは本作で監督デビューとなるが、『ダンケルク』(2017)でアカデミー賞編集賞に輝き、ピーター・ウィアー監督の『マスター・アンド・コマンダー』(2003)と『ダークナイト』(2008)でも編集賞にノミネートされた実力派。さらに、『インセプション』(2010)『ダークナイト』(2008)でもクリストファー・ノーラン監督とタッグを組んでおり、初監督作ながらも、映像と物語をどう見せるかを熟知したその手腕に期待が高まる。
脚本を手がけるのは、『メカニック:ワールドミッション』(2016)『セキュリティ』(2016)のトニー・モッシャー。プロデューサーには、『スリープレス それは、眠ると憑いてくる。』(2016)のパスカル・デゴーヴ、『ザ・ブレイキン』(2023)のマット・ウィリアムズが名を連ね、『グリーンランド ―地球最後の2日間―』(2020)のデボラ・アコカが製作総指揮を担う。すでにプリプロダクション(撮影前準備)に入っている。
「ハンニバル」(2013-2015)のハンニバル・レクター役でも人気を博したミケルセンは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(2022)など数多くのハリウッド作品で活躍。一方、『アナザーラウンド』(2020)『愛を耕すひと』(2023)をはじめ、自身のルーツである北欧作品にも出演してバランスを取っている。本作のほか、死刑囚のシェフを演じる『ラスト・ミールズ(原題:Last Meals)』への出演決定も話題になったばかり。再び極寒地へ戻るミケルセンが、『Sirius』で見せてくれるアクションを楽しみに待ちたい。
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Source:Deadline