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『SISU/シス 不死身の男』続編映画、2025年11月に米公開 ─ 『ドント・ブリーズ』スティーブン・ラング参戦、最強老人バトル実現か?

SISU/シス 不死身の男
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フィンランド発、痛快バイオレンス・アクション映画『SISU/シス 不死身の男』(2022)の続編映画『Sisu 2(原題)』が、2025年11月21日に米国公開されることがわかった。米Deadlineが報じている。

前作は「フィンランド版『ジョン・ウィック』」や「『RRR』(2022)に対するフィンランドからの回答」など熱狂的な言葉で支持された一作。第二次世界大戦末期の1944年、ソ連に侵攻され、ナチス・ドイツに国土を焼かれたフィンランドで、老兵アアタミ・コルピは掘り当てた金塊を運ぶ途中、ナチスの戦車隊に狙われる。たった1本のツルハシと折れない心<SISU>を携え、戦場の武器と知恵を活かして、アアタミはナチスに反抗。機銃掃射を浴び、地雷原に追い込まれ、縛り首にあっても、アアタミは絶対に死なない──。

続編のプロットは不明だが、監督・脚本のヤルマリ・ヘランダー、主人公アアタミ・コルピ役のヨルマ・トンピラが続投。新キャストには『ドント・ブリーズ』シリーズで“元老兵”を演じたスティーブン・ラングが参戦し、最強老人バトルの実現に期待が高まる。そのほか、『バーバリアン』(2022)のリチャード・ブレイクも出演。

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Stephen Lang スティーブン・ラング
スティーブン・ラング Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Stephen_Lang_(5977208427).jpg

タイトルの『SISU(シス)』とはフィンランドの言葉で正確には翻訳不能だが、すべての希望が失われたときに現れるという、不屈の精神を意味する。前作はフィンランドは5ヶ月連続トップ10入りの大ヒットを記録し、2022年のシッチェス・カタロニア国際映画祭 ファンタスティック・コンペティション部門では最優秀作品賞など4部門を受賞。Rotten Tomatoesでは98%の高評価を獲得していた。

なお、前作は米国配給をライオンズゲート、海外配給をソニー・ピクチャーズ傘下のScreen Gemsが担当したが、続編となる今回は北米・海外配給をともにScreen Gemsが担う。前作の日本配給はハピネットファントム・スタジオだったが、続編はいかに?

『SISU/シス 不死身の男』続編映画『Sisu 2(原題)』は、2025年11月21日に米国公開予定。日本公開情報の到着が待たれる。

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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