細かすぎて伝わらない「スケルトン・クルー」小ネタ ─ ディズニーランド『カリブの海賊』口笛が使われている

新ドラマ「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」は『スター・ウォーズ』を全く知らない一見さんでも100%楽しめるドラマだが、ファンに向けた小ネタもいくつか忍ばされている。しかも、ネタ元は『スター・ウォーズ』に留まらない。
「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」第2話の内容に触れています。
米メディアが指摘しているのは、ディズニーランドの人気アトラクション『カリブの海賊』にまつわる細かすぎて伝わらない小ネタだ。「スケルトン・クルー」の第2話『バリアを越えてはるか遠くへ』で主人公4人組の少年少女ウィム、ニール、ファーン、KBは宇宙港で海賊たちに捕まってしまい、営倉(=懲罰房)に閉じ込められてしまう。
子どもたちは脱出を試みるため、ドロイドのSM-33内に住み着いていたネズミを使って、柵の向こうの鍵を取ろうとするが、うまくいかない。窮地に追い込まれる4人だったが、そこにとある人物が現れる……。
この場面で、4人が牢屋に閉じ込められる瞬間を、耳を澄ませて聞いてみてほしい。海賊が柵扉を閉め、鍵をフックにかけるカットだ。背景で、別の海賊が「ヒュー、ヒュヒュヒュヒュ……」と口笛を吹いているのが聞こえるはず。
実はこの音、ディズニーランドのアトラクション『カリブの海賊』内で、牢屋に閉じ込められた海賊が、鍵を咥えた犬を誘き寄せようとして吹く口笛と同じ音であることがわかっている。「スケルトン・クルー」は銀河の海賊たちが描かれているので、『カリブの海賊』への細やかなオマージュは納得だ。あまりにも細かいので、よほどのマニアでもなければ気づかないはずだが……。
「スケルトン・クルー」は『グーニーズ』など往年の冒険映画に影響を受けた少年少女版『スター・ウォーズ』。実はディズニーランドに関連する小ネタは他にもあり、アトラクション『スター・ツアーズ』のライドで初代パイロットを務めたレックスと同型のドロイドも劇中に登場している。さらに、東京ディズニーランドでも親しまれたマイケル・ジャクソンの3D映画アトラクション『キャプテンEO』に登場したエイリアン種族もカメオ登場していることが指摘されている。
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Source:Nerdist, Comicbook.com