DCドラマ「ヤング・スーパーマン」アニメ版企画、「時期が来たら」とレックス・ルーサー役が進捗を報告

今はなき米The WBにて2001年~2011年まで放送された、青年時代のスーパーマンを描くDCドラマ「ヤング・スーパーマン」。数年前に企画が浮上していた本シリーズのアニメ版について、7シーズンにわたってレックス・ルーサー役を演じたマイケル・ローゼンバウムが現状を報告した。
米Screen Rantのインタビューで、アニメ版について進捗を尋ねられたローゼンバウム。「僕が共有できるのは、それが素晴らしいアイデアだということだけです」と回答。「ヤング・スーパーマン」のクリエイターであるアルフレッド・ガフとマイルズ・ミラーがアニメ版をサポートしてくれていて、適切な時期が来たら取りかかってワーナー・ブラザースに提案したいとし、「機が熟さないといけないし、今はその時期ではありません」と述べた。
また、ローゼンバウムは2023年のWストライキに加え、DCで幹部の交代があったことにも言及。新DCユニバース(DCU)をピーター・サフランとともに率いることになったジェームズ・ガンとは非常に近しい仲だと付け加え、「然るべき時が来て他にアイデアがなければ、実現は簡単なんじゃないかな。僕たちはアニメ版をやりたいと思っています。キャスト全員がです。彼らが、ドラマで演じた自身のキャラクターの声を担当するだろうし、ドラマのコンセプトもありますから」と語った。
ドラマ版ではレックス・ルーサー役のローゼンバウムのほか、スーパーマン/クラーク・ケント役でトム・ウェリング、ラナ・ラング役でクリスティン・クルック、クロエ・サリバン役でアリソン・マック、ジョナサン・ケント役でジョン・シュナイダー、マーサ・ケント役でアネット・オトゥール、ジミー・オルセン役でアートン・アシュモナが出演。アクアマンやグリーン・アローといった、DCの人気スーパーヒーローも登場した。
新DCUの第1章となる『Gods and Monsters』では、アニメシリーズ「クリーチャー・コマンドー(原題)」が待機中だが、アニメ版「ヤング・スーパーマン」も加わることになるか続報に期待したい。
▼ スーパーマンの記事
『スーパーマン』ミスター・テリフィックとジミー・オルセンのスピンオフドラマが検討中か ─ 米報道 「ピースメイカー」と同じ展開に? 【ネタバレ】『スーパーマン』おまけシーン解説 ─ なぜジェームズ・ガンはあの場面を選んだのか? その狙いとは? 「誰もがスーパーマンはこうあるべきという考えを持っている」ジェームズ・ガン最大の障害は「自分自身の恐れ」 ─ 「何かを選べば誰かを失望させる」 「大切なのは己を信頼すること」 DC再起動を刻む『Begin+ 完全新作スーパーマンとDC大特集』、いま手元に残したい一冊【書籍レビュー】 PRポップカルチャー史において、2025年とはどんな年か。 それは、DCユニバースが新たに生まれ変わった記念すべき年である。この年はやがて、『スター・ウォーズ』が誕生した1977年、ティム・バートン版『バットマン』が登場した […] ディズニー解雇DC移籍時のジェームズ・ガン、マーベルのケヴィン・ファイギに相談に行ったが『スター・ウォーズ』フィギュア自慢話が始まる DC移籍に罪悪感なし
Source:Screen Rant