2017年、世界一ヒットしたヒーロー映画の暫定第1位は『スパイダーマン:ホームカミング』!残り3ヶ月、記録死守なるか

2017年9月25日(日本時間)現在、2017年に世界で一番ヒットしたヒーロー映画の暫定第1位が『スパイダーマン:ホームカミング』であることがわかった。米ScreenRantが報じている(Box Office Mojoの情報に基づく)。

7月7日に全米公開を迎えた『スパイダーマン:ホームカミング』は、9月24日(現地時間)の時点で全世界興行収入において8億7,439万ドル(推定)を記録。米国での興行収入はサム・ライミ版『スパイダーマン』3部作に及ばなかったものの、全世界興収では『スパイダーマン3』(2007)に次いで映画版『スパイダーマン』史上2番目の記録となった。
この背景にあるのは、やはりハリウッドが注目する巨大市場である中国での大ヒットだろう。同日付で約1億482万ドルという成績は、世界の他地域とは比べ物にならない“圧倒的な数値”となっている。

スパイダーマン:ホームカミング

©Marvel Studios 2017. ©2017 CTMG. All Rights Reserved.

いささか意外なのは、米国では『スパイダーマン:ホームカミング』をものともしない勢いで駆け抜けた『ワンダーウーマン』が、全世界興行収入ではヒーロー映画第3位の成績となっていることだ。9月25日(日本時間)時点でBox Office Mojoには約8億1,955万ドルという記録が示されており、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の約8億6,341万ドルにも届かなかったのである。
この背景にあるのは、やはりアジア圏での思わぬ苦戦だといえそうだ。米国では映画史を更新するほどダイナミックな躍進をみせた『ワンダーウーマン』だが、不思議なことに中国・韓国では『スパイダーマン:ホームカミング』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の成績に及んでいない。これが全世界興収として大きな差になって表れてくるあたり、両国がいかに大きな映画の市場になっているかを示しているともいえるだろう。

そうしたメガヒット作品がある一方で、いくつものヒーロー映画が興味深い結果を残している。
たとえばヒュー・ジャックマン扮するウルヴァリンの最終作品となった『LOGAN/ローガン』はR指定という制約を乗り越えて約6億1,680万ドルという記録を残しているし、『レゴ®バットマン ザ・ムービー』も約3億1,195万ドルという健闘ぶりを見せている。そんな中で『パワーレンジャー』が約1億4,233万ドルという厳しい結果になったことは、“ヒーロー映画ブーム”と形容される状況下で、いささか複雑な進路をそれぞれの作品がたどっていることを如実に示しているはずだ。

では、果たして『スパイダーマン:ホームカミング』は残り3ヶ月間にわたって現在の記録を死守できるのだろうか? 2017年11月には『マイティ・ソー バトルロイヤル』(3日公開)と『ジャスティス・リーグ』(23日公開)という注目映画2作が封切られる。
マーベルは『マイティ・ソー』シリーズ完結編にして新鋭タイカ・ワイティティを迎えたシリーズ最大の異色作、一方のDCは『ワンダーウーマン』の快進撃を追い風にして初めての“チームアップ”。バットマンほかヒーローの集結、ベン・アフレック、ガル・ガドット、エズラ・ミラーといった俳優陣の競演がどんな結果につながるのかも楽しみだ。

映画『スパイダーマン:ホームカミング』は2017年8月11日より、『ワンダーウーマン』は2017年8月25日より全国の映画館でまだまだ公開中。秋公開の2作品を観るためにも、くれぐれもお見逃しのないように!

Sources: http://screenrant.com/spider-man-homecoming-highest-grossing-superhero-film-2017/
http://www.boxofficemojo.com/
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1989年生まれ。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはわかりづらいまま、少しだけわかりやすくしてお届けできればと思っております。

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