『M3GAN』スピンオフ映画『ソウルメイト』決定 ─ AIラブボットと孤独な男のエロティックスリラー

『ソウ』『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン、『ハロウィン』『透明人間』(2020)のブラムハウスが最恐タッグ組んだ『M3GAN/ミーガン』(2023)より、スピンオフ映画『ソウルメイト(原題:Soulm8te)』が開発中であることがわかった。2026年1月2日の米公開を予定しているという。
本作は、妻を亡くした後、喪失感を乗り越えるためAI人形を手に入れる男を描くエロティックスリラー。彼は本当の感覚をもつパートナーを作ろうとして、うっかり無害なラブボットを致命的なソウルメイトに変えてしまう。
作品のトーンについては、「90年代のドメスティック・スリラー(家庭内サスペンス)の伝統を受け継ぎつつも、現代的なテクノロジーによるひねりが加えられている」と説明されてる。
監督は、ホラー映画『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』(2023)のケイト・ドーラン。脚本はラファエル・ジョーダンが初稿を手がけ、ドーランが、ジェームズ・ワン、イングリッド・ビス、ジョーダンが考案した物語を基にリライトした。
ワンとジェイソン・ブラムがプロデュースし、ワンの製作会社Atomic Monsterのマイケル・クリアとジャドソン・スコットがビスと共に製作総指揮を担当する。
本ニュースにあわせて、ドーランは声明を発表。「根本的に、私はこの映画を人間関係と孤独の探求として捉えています。技術の進歩に反して、私たちが逃れられない永続的な人間の真実があり、その深みを掘り下げることを楽しみにしています」と意気込みを述べている。
またワンは「『ソウルメイト』は、『M3GAN/ミーガン』の世界にスリリングで魅惑的な要素を加えた作品です。ケイト(・ドーラン)と協力し、彼女のユニークな映画的ビジョンと視点でこの物語に命を吹き込むことに興奮しています」と語った。
オリジナルの『M3GAN/ミーガン』は、おもちゃメーカーの研究者ジェマ(アリソン・ウィリアムズ)が、両親を亡くした姪ケイディ(ヴァイオレット・マッグロウ)のために、研究段階のAI人形・M3GAN(ミーガン)を与えたことから巻き起こる不可思議な出来事を描いた物語。世界的ヒットを受けて続編『M3GAN 2.0』の製作が早々に決定し、2025年6月27日に米公開を控えている。
『ソウルメイト(原題:Soulm8te)』は、2026年1月2日米公開予定。
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Source:Deadline