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スターウォーズのスピーダー・バイクに乗りたい…自作して夢を叶えたファンが話題に

あなたが『スターウォーズ』を観て育った仲間なら、映画に登場した様々なアイテムに憧れた事だろう。やっぱりライトセーバーは本物があれば絶対に欲しいし、SF作品における「レーザ射撃」の標準仕様を永遠に変えてしまったブラスターを「チュン!チュン!」と撃ってみたい衝動はあるはずだ。

では、スピーダーバイクはどうだろう。『エピソード6 / ジェダイの帰還』で特に象徴的に登場したこのスリリングな乗り物。エンドアの森林地帯を、樹の幹をブンブン避けながら猛スピードで駆け抜けたスピーダーバイクは機動力も高く、実用性も高そうだ。おまけにブラスターも搭載しているので、万が一の場合も安心!
ちなみに正式名称は『74-Z スピーダーバイク』で、最高時速は500kmにも至るという事。地球の日本で日常使いすると一発でオービスを光らせるので、法定速度内で我慢しようね。あとブラスターも撃っちゃダメだよ。

さて、そんな夢あふれるスピーダーバイクが欲しすぎて自作してしまったファンの存在が話題になっている。
とはいえ、劇中に登場したような宙に浮かんで時速500kmも出る仕様を作るのは現代の地球人の技術では当然不可能。厳密に言えばカスタム・バイクである。それでも、誰がどう見ても『スピーダーバイク』としか言いようがないクオリティに、世界中のスターウォーズ・ファンが称賛を送っている次第だ。

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制作者は、自作スピーダーバイクの紹介ビデオを公開しているが、なんだか必要以上に泣かせにかかっている。子供の頃に夢見たスピーダーバイクを、大人になって実現する…という構成で、謎の感動に包まれるぞ。

こちらがディティール。

そしてこちらがテスト・ドライブの様子。

制作したのはVintage Worksという名のチーム。スピーダーバイクのレプリカパーツひとつひとつをバイクにセットして作り上げた。実走行時には、道端の草むらからイウォークが飛び出して投石してくるかもしれないので、充分注意して頂きたい。

ポップカルチャーに登場した技術を再現しようとする姿勢にはあっぱれだ。こういった活動を経て、いつの日か本当にスピーダーバイクが実現するかもしれない。

もし本物のスピーダーバイクが手に入ったら…僕はドヤ顔でファミマに行ってファミチキを買って帰ろう。

 

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。