シビルウォー参戦のスパイダーマン 新スーツのデザインとテクノロジー、アクションを徹底解剖

ついに『キャプテン・アメリカ / シビルウォー』の最終予告編にスパイダーマンが登場した。

スパイダーマンはこれまで、サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』シリーズで2002年、2004年、2007年に公開され、それから2012年と2014年には『アメイジング・スパイダーマン』としてマーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド出演で公開。2000年代以降だけで既に5回の映画化がなされている超人気キャラクターだ。

しかし、これまでの5作はすべてソニー制作によるもの。もちろんスパイダーマンはマーベル出身のキャラクターではあるが、アベンジャーズの映画シリーズ『マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)』からは門外のため、これまでスパイダーマンとMCUの面々が共演する事は決して無かった。

ソニーは当初、アメイジング・スパイダーマンシリーズをMCUやX-MENシリーズのような巨大フランチャイズに成長させようと考えていた。アメイジング・スパイダーマンを中心とし、スパイダーマンの悪役たちがチームを結成する『シニスター・シックス』や『ヴェノム』といったスピンオフ作品の制作を企画していたが、アメイジング・スパイダーマンが興業的に失敗に終わるとアメイジングシリーズを中止。シニスター・シックス計画も白紙に戻した。
※ちなみにソニーはヴェノムの企画だけは諦めていないようだ。詳細はこちらの過去記事にて:

ヴェノム、単体映画化か ソニー制作、MCUへの参加予定は無し

結局スパイダーマンの映画作品についてはマーベルスタジオの協力を得る事にしたソニーは、スパイダーマンの利用権について同社とアライアンスを締結。こうしてスパイダーマンは古巣ソニーを離れMCUに迎え入れられ、無事『キャプテン・アメリカ / シビルウォー』に登場できる運びとなった。

シビルウォー 原作のあらすじ

シビルウォーの原作コミックでは、スパイダーマンは非常に重要な役割を担っている。
原作版シビルウォーのおおまかなあらすじはこうだ。

スーパーヒーローたちは人類にとって大きな脅威になりかねないという世論が高まる中、ある若手ヒーローチームが一般市民に多数の死傷者を出す大事故を起こしてしまう。これを機にアメリカ合衆国は新法『超人登録法』可決に踏み切る。それは、スーパーヒーローとしての能力を持つものは自ら名乗り出て素性を明かし、政府の管理下で半ば公務員としての活動を強いるものだった。
世論を重く見たアイアンマンことトニー・スタークはこの法律に賛同。一方で個人の活動を尊重したキャプテン・アメリカは強く反対する。
この二人が中心となり、賛同を強いる『賛成派』と、それを拒む『反対派』が内戦(シビルウォー)を起こす。

この内乱で、スパイダーマンは初めアイアンマン側に付いている。超人登録法のモットーに乗っ取り、マスコミのカメラの前でマスクを脱ぎ、本名を明かす。これまで素性を隠して活動していたスパイダーマンやその仲間のヒーロー達にとってこれは衝撃的な出来事で、キャプテン・アメリカ側もかなり動揺する。

Spider-Man-Civil-War

http://www.newsarama.com/26101-mcu-spider-man-totally-different-kind-of-superhero-according-to-feige.html

スパイダーマンはトニー・スタークに作ってもらっていた特性のハイテク・スーツを着用して活躍するが、次第にトニーへの不信が募っていき、ついにキャプテン・アメリカ側に寝返ってしまう。
アイアンマンチームとキャプテンチームの両方に所属した数少ないキャラクターとして非常に貴重な存在で、シビルウォーはスパイダーマン無くては成り立たないと言っても過言ではないほど重要なポジションだ。

待ってたよ、スパイダーマン

スパイダーマン不在で物語が進行するとは考え難い映画『キャプテン・アメリカ / シビルウォー』だったが、当のスパイダーマンはソニーの『シバり』から抜け出すことができない、つまりシビルウォーにスパイディは登場できないのでは…とファンはやきもきしていたが、ソニーとマーベルのパートナーシップ締結や、若手俳優トム・ホーランドがスパイダーマンことピーター・パーカー役で起用されたニュースが報じられると安心した。

実は今回解禁となった最終予告編まで、スパイダーマンはシビルウォーの一切のプロモーションに登場しなかった。その理由とは『マーベルとソニー間に未だに残るビジネス的な問題』によるもので、詳細は以下記事にてまとめてある:

シビルウォーの告知にスパイダーマンが一切登場しない『大人の事情』が明らかに マーベルvsソニーがモメている?

このように、ファンが待ち焦がれたスパイダーマンの姿がようやく先の予告編にてお披露目された。これまで一切の謎に包まれていたスパイディのスーツをやっと目にすることができると、ネット上では新スパイダーマンを歓迎する声、少し馴染めないといったさまざまな声が飛び交った。

今回は、シビルウォーで僕達が得た新たなスパイダーマンについて詳しく見てみよう。

映画『キャプテン・アメリカ シビルウォー』のスパイダーマンを徹底解剖

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インド旅行中、たまたま現地新聞に写真を撮られて掲載されるというミラクルを起こしました。持ってる男。THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。

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Comments

  • oriver_cinema (@oriver_cinema) 2016年3月15日 at 4:11 PM

    必読!シビルウォー参戦のスパイダーマン 新スーツのデザインとテクノロジー、アクションを徹底解剖 https://t.co/hp2ECK97pG #スパイダーマン #シビルウォー

    Reply
  • @NorippiiiimarkX 2016年3月15日 at 4:50 PM

    シビルウォー参戦のスパイダーマン 新スーツのデザインとテクノロジー、アクションを徹底解剖 https://t.co/F1OJeNjeez

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