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クリス・ヘムズワースがサイコなインテリ発明家に、『スパイダーヘッド』米予告が公開 ─ 『トップガン マーヴェリック』監督最新作

スパイダーヘッド
https://youtu.be/BfsNfFoA0J0

クリス・ヘムズワース主演・製作、『トップガン マーヴェリック』(2022)のジョセフ・コシンスキー監督によるNetflix映画『スパイダーヘッド』の米国版予告編が到着した。ハリウッド随一の肉体派として知られるクリヘム、本作ではサイコパスなインテリ発明家に変身する。

本作は、ザ・ニューヨーカー誌に掲載されたジョージ・ソーンダーズによる短編小説「Escape From Spiderhead (原題)」を原作とする近未来ディストピアスリラー。ヘムズワース演じる天才発明家スティーブ・アブネスティが運営する最先端の刑務所では、減刑と引き換えに外科手術によって受刑者の体にデバイスを装着し、向精神薬を投与する治験が行われていた。

鉄格子も独房もなく、囚人服を着せられることもない刑務所“スパイダーヘッド”。そこでの服役を志願した者は、自分らしく自由に過ごすことができる。予告編でも、囚人から「すみません、遅れちゃって」と謝る囚人に、スティーブがマイク越しに「遅刻なんかじゃないさ」と優しく応じ、刑務所にしては寛容で温厚な対応が印象的だ。

敷地内で各々の囚人が自由に過ごす中、スティーブが「N-40」と呼ばれる薬を服用させ始めるところから、映像にも狂気の様相がまとっていく。被験者全員から許可をもらったスティーブが薬の効き目を最大限にすると、被験者たちは奇行を見せ始めるように。疲労し困惑した様子の被験者たちに、スティーブは「一線を超えることを心配する時なんて、とうの昔に過ぎ去ったよ」と平常心で語り、「世界をより良くしたいんだ」と豪語する。

最先端の“檻”に囚人たちが閉じ込められ、実験が続けられる様子も垣間見られるが、ある時にはガラスに血がじっとりと垂れ、被験者たちの中から犠牲者が出たことを思わせるシーンも登場。いったいこの刑務所では、何が起きているのか。被験者たちはサイコパスに支配された館から逃れることができるのか。

監督を務めたのは、『オブリビオン』(2013)や『トップガン:マーヴェリック』などのジョセフ・コシンスキー監督。被験者の1人を演じるマイルズ・テラーとコシンスキー監督は、『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)『トップガン:マーヴェリック』に続く再々タッグとなる。ほか共演には、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)などのジャーニー・スモレット=ベルや、『エイリアン:コヴェナント』(2017)のテス・ハウブリックらが名を連ねている。

Netflix映画『スパイダーヘッド』は、2022年6月17日(金)より独占配信開始。

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Source: Variety

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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